close

2021-10-29

阿修羅・原が引退! 最後は“盟友”天龍源一郎のパワーボムで16年の現役生活に別れ【10月29日は何の日?/週刊プロレス】

阿修羅・原(左)と天龍源一郎

全ての画像を見る
 1994年10月29日、WAR後楽園ホール大会で阿修羅・原が引退した。

 対戦カードは天龍源一郎との“龍原砲”で冬木弘道&邪道戦。邪道の奮闘もあったが、最後は冬木が“忘れた頃の”サムソンクラッチで原から3カウントを奪取。意外に淡泊な引退試合だったが、最高のドラマはその後の時間差バトルロイヤルに隠されていた。

 原は4人目に登場。外道、邪道の2人を仕留め、リング上には天龍、原、冬木の3人が残る。原がラリアットで冬木に勝利…つまり、最後は天龍と原のシングルになった。

 26日前の10・3長崎で見納めかと思われていた“龍原砲”対決だ。両者の攻防はほとんどラリアットとパワーボム。原は口から血がにじみ、立っているのがやっとという場面でレフェリーに試合を止められそうになるが、それを払いのけた。

 最後は18発目のラリアットを叩き込んだ天龍がパワーボムで3カウントを奪取。原は盟友に“介錯”されて、16年の現役生活に別れを告げた。

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事