close

2021-10-19

SWS旗揚げ2連戦! 天龍源一郎が2日目のメインでジョージ高野をパワーボム葬!!「キャラクターある選手がそろった」【10月19日は何の日?/週刊プロレス】

天龍源一郎がジョージ高野をパワーボムで仕留めた

全ての画像を見る
 1990年10月19日、SWS横浜アリーナ大会で天龍源一郎がジョージ高野とのスペシャルバウトを制した。

 試合はジョージにとってベストマッチと言えるほどの熱戦。天龍は時に技をかわし、時に正面から受け止め、緩急をつけながら試合を引き締めていく。

 同年の新日本プロレス&全日本プロレス&WWF合同興行4・13東京ドーム大会におけるランディ・サベージ戦で天龍はトップレスラーとしての才覚が開花。変則ファイターとして定評のあるジョージ高野を相手にしても、きっちりと名勝負に仕上げていた。

 フィニッシュはパワーボム。その瞬間、場内は大熱狂。SWS旗揚げ2連戦の“大トリ”は天龍の勝利だった。前日の「部屋別対抗タッグトーナメント決勝戦」でジョージのジャーマン・スープレックス・ホールドでピンフォール負けを喫していたが、そのリベンジも果たした形だ。

「SWSにはキャラクターある選手がそろった。その中でトップに立てたら、オレのスタイルも捨てたもんじゃないね」

 旗揚げ2連戦の最後を締めた天龍は謙虚に今後への抱負を語っていた。新日本プロレスと全日本プロレスから選手を引き抜いてプロレス界に激震を走らせ続けたSWSが荒波の中でついに航海を始めた。

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事