2001年6月4日、新日本プロレス大阪大会でおこなわれた「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア8」を制したのは獣神サンダー・ライガーだった。
出場選手はライガー、エル・サムライ、シルバー・キング、クリス・キャンディード、愚乱・浪花、井上亘、田中稔、AKIRA、ドクトル・ワグナーJr、スペル・ショッカー、真壁伸也、柴田勝頼。
21世紀初のスーパージュニアはライガーが優勝すれば史上初の全勝優勝、稔が優勝すれば史上初のIWGPジュニア王者優勝とどちらが勝っても“史上初”だった。試合は新日本ジュニアらしい熱戦。激闘を勝ち抜いたのは赤白のコスチュームを復活させジュニアに本腰を入れたライガーだった。
大谷晋二郎、高岩竜一がZERO-ONEに移籍し、金本浩二、ケンドー・カシンも不在。ヤングライオンの井上、柴田が全敗ながら気持ちのこもったファイトを見せた。そんな中でライガーが7年ぶり3度目の優勝。時代の転換期にジュニアの大黒柱が存在感を発揮した。
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