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2021-12-09

「スーパージュニアは死んだ」から1年…リコシェ初優勝でハッピーエンド!【第21回(2014年)スーパージュニア/週刊プロレス】

スーパージュニアで優勝したリコシェ

 2014年6月8日、新日本プロレス代々木大会で当時・DRAGONGATEのリコシェが「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」を制した。

 出場選手は獣神サンダー・ライガー、KUSHIDA、BUSHI、マスカラ・ドラダ、リコシェ、アレックス・コズロフ、TAKAみちのく、マット・ジャクソン、タイガーマスク、田口隆祐、エル・デスペラード、アレックス・シェリー、ケニー・オメガ、ロッキー・ロメロ、タイチ、ニック・ジャクソン。時のIWGPジュニア王者・飯伏幸太は不参加だった。

 決勝に勝ち上がってきたのは2年連続出場のリコシェ。スーパージュニア開幕3週前までDRAGONGATEのオープン・ザ・ドリームゲート王者であり、驚がくの空中殺法の使い手。優勝候補の筆頭といえる存在だ。

 もう1人はKUSHIDA。所属選手としてスーパージュニアに懸ける思いは強く、現状の新日本ジュニアに誰よりも危機感を覚え、それを口にし続けてきた。初の決勝進出という価値は決して小さくない。

 激闘を制したのはリコシェ。前年は“バレットクラブ”のプリンス・デヴィットがセコンド介入を駆使して大暴れ。新日本ジュニアの生き字引であるライガーが「スーパージュニアは死んだ」と言うほどのバッドエンドだった。それが一転、覇者のリコシェ、準優勝者のKUSHIDA、出場全選手の総力で最高のスーパージュニアが帰ってきた。

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