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2021-12-19

長州力が坂口征二副社長に直談判「前田日明の出場停止を解いてほしい」【週刊プロレス】

サングラスで現れた長州力

 1987年11月30日、新日本プロレス大分大会に長州力が姿を現した。

 長州は11・19後楽園大会で前田日明のキックを顔面に食らってから欠場。前田には無期限出場停止処分が下されていた。

 前田の永久追放もやむなしと言われていたが、被害者の長州は30日午後4時30分に大分大会に来場し、控室で坂口征二副社長と会談。「前田の出場停止処分を解いてほしい。後楽園の件は水に流し、次に当たる時には正々堂々と闘いたい」と早期解決を提案したという。

 同日、午後7時30分、坂口副社長は報道陣を集めて、長州の提案を明らかにすると同時に「26日、巡業先の鹿児島へ前田から謝罪の電話が入った」ことも併せて公表。事態は好転しそうな気配もあったが…。

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