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2022-01-12

“新生”大阪プロレス、ナニワの観光スポットで日本一のエンターテインメントへ向けた第一歩【週刊プロレス】

イベントタイムでは寸劇も披露

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 ゼウスが新社長に就任し、4月に再旗揚げ戦をおこなう大阪プロレスが8日から11日の4日間、大阪・千日前の道具屋筋で、再始動初のイベントをおこなった。

 道具屋筋は飲食店のほか、鍋やコンロなどの厨房機器、食器、包丁、看板、のれん、提灯、食品サンプルなどを販売する店舗が連なった商店街。新春恒例の「道具市」に大阪プロ勢が応援に駆けつけた形で、抽選会や掘り出し市の盛り上げに一役買った。

 最終日(11日)こそあいにくの天気だったが3日目までは晴天に恵まれた。道具屋筋は大阪・ミナミの観光スポットであるのに加え、近くに今宮戎があることで、十日戎のお参りがてらに足を運ぶ人も多く、にぎわいをみせた。

 人ごみの中であっても、マスクマンはやはり目を引く。ゼウス社長も「旗揚げ戦のいいPRになったと思います」と語る。

 今回のイベントは、道具屋筋商店街の事務局長がゼウスが運営する「KING GYM」の会員であることがきっかけ。「大阪プロを本格的に再始動すると決めた時点で、『道具屋筋で何かされる際はお声かけください。協力させていただきます』と伝えていて。そこからご挨拶させて、あらためて大阪プロレスを「スタートしていくにあたって、どういうことをしたいかをプレゼンさせていただいて決まりました」と経緯を説明。

 今回の件をきっかけに、ゼウス社長は「大阪にはたくさんの商店街があります。あちこちの商店街でイベントだけでなく、リングを置いてプロレスを見せたいですね」と夢は広がる。実際に、各商店街に挨拶に出向くべくスケジュールを調整しているという。

 現時点では2月6日に大阪市内のホテルでファンも参加しての旗揚げ記念パーティー、3月6日にアゼリア大正でのプレ旗揚げ戦、4月29日から同会場での旗揚げ3連戦が決まっている。すでにチケットも発売されているが売れ行きは上々。手ごたえを感じているゼウス社長自身だが、その一方で、「この4日間で、ゼロから出発せなあかん」と感じたという。

 というのも「前は商店街を練り歩いていて『大阪プロレスです』って言うたら立ち止まって声をかけてくれる人が多かったんですけど、今はそうじゃない人の方が多くて。どうしても僕らは業界の中ばっかり見てるじゃないですか。でも、業界の外から見たら、その程度の知名度なんやなってひしひしと感じました」ことから。それだけに今は、「旗揚げ戦までにどれだけ一般メディアに露出できるか。挨拶に行かせていただくのはもちろんですけど、旗揚げ戦を取材していただくだけでなく、大阪プロレスをいろんな形で取り上げていただくことを一番に考えてます。プロレスファンの人、以前からの大阪プロレスファンの人はもう知っていただいてますけど、一般の人に知っていただかないと」を課題に挙げた。

 旗揚げ3連戦後の展開はすでに描いているが、それも広く知られてこそ。ゼウス社長は、「僕らは大阪一、日本一のエンターテインメントを目指してます。エンターテインメントってプロレスだけじゃないでしょ。キャラクターももちろんですけど、しゃべりでも、寸劇でもなんでも対応できるだけのプロフェッショナルがそろってると思ってます。プロレス団体という枠にとどまらないもの。『大阪プロレス』という一つのジャンルにしたいですね」と語った。

橋爪哲也

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