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2022-02-10

逸品、お宝を大放出! 新日本プロレス50周年展示イベントを開催!【週刊プロレス】

たまたま会場に居合わせた飯伏。選手のテーマ曲とともに入場体験ができる

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2月11日から東京ドームシティ・Gallery Aamoにて、新日本プロレス50周年記念エキシビション「シンニチイズム~NJPW ism~」(「週刊プロレス」後援)が開催される。

 団体旗揚げ50周年を記念した展示イベントで、長い歴史を彩ってきた数々の逸品、写真などが大放出されている。

 エントランスでは、かつて新日本道場に設置されていたアントニオ猪木さんの巨大パネルがお出迎え。“原点”である道場の雰囲気を味わうと、以後は昭和47年の旗揚げから振り返るように、貴重な品々の展示が続いていく。まず目についたのは旗揚げ戦の試合結果表。文字のかすれ、用紙の劣化具合なども含めて、あらためて50年という時間の重みを感じさせる。

 IWGPヘビー級王座を始めとした歴代のチャンピオンベルト、G1優勝トロフィー、SUPER J-CUPのウィナーズジャケットなどは、目にしたことはあっても、細かなデザインなどを確認できる機会はそうそうない。アンドレ・ザ・ジャイアントのリングシューズ、タイガー・ジェット・シンのサーベルなどの“お宝系”のほか、80年代後半の混沌を象徴する(!?)TPG(たけしプロレス軍団)が持参した挑戦状など、マニア心をくすぐる品も展示されている。体験コーナーも充実しており、実際にリングに上がりマットの感触、ロープの硬さなどを体感できるほか、希望したレスラー(計15名)のテーマ曲とともに入場できるコーナーでは、文字通りに選手の気分が味わえる。

 今回のイベント開催は、新日本の大張高己社長が昨年、同ギャラリーで開催された怪獣映画『ゴジラ』の展示イベントを鑑賞したことがきっかけだった。「ゴジラに負けない世界的なコンテンツ」である新日本プロレスの長い歴史を辿り、体感できるようなイベントができないかと、みずから社内で提案。50周年の今年、ついに開催にこぎ着け、実際に展示を鑑賞した大張社長は「想像、期待をはるかに超えていますね」と感激の面持ちで、本イベントについて語った。

「やっぱり歴史がありますし、そのときならではの物があって、手前みそではありますけど、ファン目線に戻れば間近で見たかったものがたくさんありますよね。むかし道場にあった猪木さんのパネルでお出迎えをしていますけど、もうあれだけで満足しちゃいました。見どころですか? 一つに絞るのは難しいですけど、これまでたくさんの選手が争い、たくさんのファンが注目してきた、本物のベルトを間近でこれだけたくさん見られることはないと思います。むかしから見ている人にとっては猪木さんの肖像、ベルトなどの伝説の品物を間近で見られるのは価値があると思いますし、最近ファンになられた方、お子さんなどはより体験に近いものが楽しめるかもしれないですね。来場される方はスマホ、カメラなどの容量をたくさん空けておいてほしいですね。撮影できないものもありますけど、写真などに収めて永久保存してほしいです」

 イベントでは一部を除いて写真・動画撮影が可能で、グッズエリアでは限定商品も販売される。2月27日(日)まで開催され、会期中は平日が午後12~7時、土日祝は午前10時~午後7時(最終入場は午後6時30分)。入場料金は一般2000円、小・中・高校生1000円(ともに税込み)。3月5日(土)~同21日(月・祝)までは名古屋PARCOでも開催される。詳細は特設サイト(https://njpwism.com/)まで。たまたま会場に居合わせた飯伏。選手のテーマ曲とともに入場体験ができる貴重な展示物の数々

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