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2022-02-09

「店内放送も一生懸命やらせていただきます」ファミマのプロレス缶宣伝隊長・天龍源一郎が語る前編【週刊プロレス】

週プロNo.374(1990年4月28日増刊号)の表紙缶を持って笑顔の天龍源一郎

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 全国のファミリーマートの一角がレジェンドレスラーで占拠されている。赤いパッケージの缶コーヒーでお馴染み、アサヒ飲料の『ワンダ モーニングショット』のパッケージに、1980年代・90年代にプロレス界を彩った12人のレスラーが、当時の週刊プロレスの表紙のまま登場するのだ。12人のレスラーを代表して、本プロジェクトの宣伝隊長に就任した天龍源一郎氏に直撃インタビューをお届け。前編では缶コーヒーやコンビニについて語った。


――缶コーヒー「ワンダ」と週刊プロレスのコラボ缶が2月8日よりファミリーマート限定で発売。日本プロレス史を振り返るような12種類の表紙が「ワンダ」のラベルに掲載されました! そんなスペシャル企画の応援隊長に本誌連載「龍魂時評」でもお馴染み天龍源一郎さんに就任していただきました!

天龍 これは素直に光栄ですよ。プロレスという決して大きくないジャンルをこの企画によくぞ選択してくれたなと。感謝したいし、誇らしく思うよ。(ワンダのラベルに)載ってる選手は12人だけだけど、プロレスという職業に携わるプロレスラーはみんな心のどこかで誇らしく思ってるんじゃないかな。

――ちなみに天龍さんはコーヒーを普段から飲まれるんでしょうか?

天龍 俺ね、相撲取り時代はコーヒーって飲む習慣がなかったんだよ。下っ端の頃は喫茶店に行ってコーヒーを飲むなんて顔じゃないという感じだったし、関取衆になってからも機会がなかったから。でも、女房がコーヒー大好きな人だから、彼女と付き合うようになってから毎日コーヒーを飲むようになりましたね。

――缶コーヒーは?

天龍 飲みますよ。いまも飲むけど、現役の時はよく気持ちやテンション上げるために缶コーヒーを飲んでましたよ。

――今回、週プロとコラボするワンダは?

天龍 飲んだことありますよ。赤いラベルが印象的だよね。こんなところで、こんな話がくるなんて夢にも思わなかったけど(ニヤリ)。

――天龍さんを筆頭に週プロの表紙がプリントされた缶は従来のものとはまた印象が違ってきますよね。

天龍 ウン、赤い缶にレスラーの写真が載ってて、小さな闘志みたいな感じがするね。いかにも気持ちを高める効果とかがありそうだよ。好きなレスラーが印刷された缶コーヒーを飲んだら気持ちは高まるだろうね。

――仕事に行く前のサラリーマンなんか打ってつけかもしれません。

天龍 出勤前に缶コーヒーを飲んで、よし仕事にいくか!っていう姿が目に浮かぶね。

――そんなコラボ缶、大手コンビニのファミリーマートで販売されることになりました!

天龍 コンビニは引退してから行くようになったんだけど、この缶コーヒーがファミリーマートで売ってるというのは感慨深いよ。

――というと?

天龍 天龍プロジェクトの事務所の目の前にあるのがファミマだし、俺が13年間やった寿司屋と同じビルにもファミマがあったからね。

――おまけに今回の企画です。

天龍 これは毎日、行かないといけないね(ニヤリ)。

――しかも今回、宣伝隊長を務めていただく天龍さんは店内放送がファミリーマート各店で放送されることも決まりました! …天龍さんと言えば聞き取りにくい声で定評がありますが(苦笑)。

天龍 なんで選ばれたのか、俺がファミリーマートさんに聞きたいよ、ワハハ! でも、プロレスに関わってきた身としては感慨深いよ。こういう企画にプロレスラーが起用されるなんて昔だったら考えられないことだよ。それがコンビニという身近な場所で使ってもらえるというのはうれしいよ、俺は。

――店内放送の収録も当然、一生懸命やっていただきまして。

天龍 俺はどんな仕事でも一生懸命だよ、誤解を生むような質問はやめてくれるかな(ジロリ)。

――し、失礼しました…!

天龍 任せてください、店内放送も一生懸命やらせていただきます。

――プロレスファンはもちろん、一般のお客さんも天龍さんの声が店内で流れたら興味を示しそうです。

天龍 店内放送を聞いて「この声は天龍か?」って興味持ってくれて、缶コーヒーが並んでる様子を見て「あれ、プロレスの缶コーヒーが出てるのか」っていう感じで、面白がって手に取ってくれるのが一番ですよ。

――天龍さん以外にも馬場さん、鶴田さん、藤波選手、小橋さん、ハンセンさんらバラエティに富んだ面々が陳列されることになります。

天龍 壮観ですよね。パッと見て、世間的にインパクトあるのは(2代目)タイガーマスクなんじゃないかな。

(後編につづく)

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今週号の表紙はスターダム後楽園のメインでなつぽいとの30分熱闘ドローでハイスピード王座を防衛したスターライト・キッドです。名古屋ビッグマッチ3日後におこなわれた大会でも次なるビッグマッチへの流れが多く生まれてます。名古屋に続き登場したプロミネンスの世羅&藤田と朱里&テクラが次回後楽園でタッグ対決決定など急展開。そのほかの試合も含めてリポートします。巻頭カラーは2週間ぶりに試合を再開した新日本の幕張大会。IWGP世界ヘビー級王者・オカダとの前哨戦を闘った内藤が、その後のプランなども明かしています。またIWGPタッグ王者の一人、YOSHI-HASHIにインタビュー。デビュー13年で初めてIWGPの冠を取った気持ちなど聞いています。この時期毎年恒例バレンタイン企画「女神たちの告白」。ビジュアル派女子レスラーにバレンタインの思い出、理想のタイプなどを聞く人気企画。今年は6人の女子選手を特写。昨夏にコロナ重篤化で倒れて半年。奇跡的回復を成し遂げた日本プロレス界の名物リングアナウンサー、田中ケロさんを仕事復帰後初インタビュー。命の危機から仕事の現場に戻ってくるまでの半年間を赤裸々に語ります。そのほかドラゲー後楽園、全日本・大阪、DDT沼津、GLEAT大阪、大日本・後楽園、FREEDOMS後楽園、天龍プロ新木場、東京女子・両国、アイスリボン・蕨、wave新木場など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。通常2~4日でのお届けとなります。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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