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2022-02-19

“養子”小橋健太が待望の初勝利!“兄弟タッグ”ジャイアント馬場&ラッシャー木村の援護射撃で【週刊プロレス昔話】

ジャイアント馬場&ラッシャー木村と組んだ小橋健太

 1988年12月16日、全日本プロレス日本武道館大会にて、小橋健太(現・小橋建太)が初勝利を飾った。

 小橋は人気絶頂のジャイアント馬場&ラッシャー木村の“兄弟タッグ”に“養子”として加わってトリオを結成。若手の成長株ナンバーと言われていながらも、同年2月26日にデビューしてから自力勝利はこの日までなかった。

 対戦相手は仲野信市&高木功&田上明の決起軍。試合は馬場が太鼓の乱れ打ちやトリプルドロップキックを食らって苦戦を強いられた。小橋も田上の雪崩式ブレーンバスターで叩きつけられたが、馬場&木村がレフェリーの死角を突いて、16文キックとラリアットの合体攻撃を敢行。田上がマットに沈んだ。

 その瞬間である。馬場が養子に向かって「フォールしろ」と命令。14分45秒、片エビ固めで勝負あり。小橋は兄弟タッグから待望の初勝利をプレゼントされたのだった。

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