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2022-03-14

新生UWF大阪球場大会で前田日明がクリス・ドールマン撃破!「この試合は“異種”格闘技戦ではなく“統一”格闘技戦へのステップ」【週刊プロレス昔話】

試合後の前田日明とクリス・ドールマン

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1989年5月4日、新生UWF大阪球場大会における異種格闘技戦(3分12ラウンド)で前田日明が4R30秒、ヒザ十字固めでクリス・ドールマンを撃破した。

 ドールマンは1976年に“赤鬼”ウイリエム・ルスカのスパーリングパートナーとして来日。それ以降、何度となくアントニオ猪木や前田との対戦が噂された“サンボ王”だ。

 真正面から組むと前田が不利。安易な密着戦になるのを嫌って、徹底した右のロー&ミドルキック攻撃で試合を組み立てた。

 3Rに入るとドールマンはスタミナ切れ。前田は4Rが始まると一気にラッシュ。右ローキック5連発で完全に動きを止め、キャプチュードを一閃。最後はヒザ十字固めを決めて勝利を収めた。

「前年秋にオランダに行った最大の目的はドールマンの獲得だった。今回の格闘技戦も『ルールさえわかり合えば』ということで実現したもの。その意味でこの試合は“異種”格闘技戦ではなく“統一”格闘技戦へのひとつのステップだと思う。

 ドールマンを含め、オランダの選手には格闘技を総合的にやっている人が多い。この試合を契機にして、各々の格闘技の小さな輪を大きくしていきたい。地道ながら、それがUWFの“世界戦略”だよ」

 試合後の前田はUWFの目指すプロレスが総合格闘技であることを明確に見据えていた。

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