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2022-03-20

ジャイアント馬場が決起軍を強制解散「全然、決起していない」【週刊プロレス昔話】

私服姿の決起軍

 1989年6月7日、全日本プロレス事務所でジャイアント馬場社長が会見をおこない、決起軍の解散を発表した。

「全然、決起していない。あまりにもだらしないので、解散させることにしました。1年経っても何も進歩しなかったっていうのは珍しいよ」

 馬場の言葉がすべてだった。決起軍は前年6月7日にタイガーマスク、仲野信市、高野俊二、高木功、田上明の5人で発足。大きなムーブメントを起こせずに、リーダー格のタイガーマスクが1989年3月の試合を最後に左ヒザ手術で長期欠場を強いられることに。

 わずか1年で強制解散させられた決起軍。しかし、馬場の「全然、決起していない」という烙印を押されたことで、ある意味でプロレス史にその名を刻み込んだ。

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