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2022-06-22

【展望】競泳世界選手権/5日目 日本のお家芸・男子200m平泳ぎの新エース誕生なるか

国際大会代表選考会を制した花車は日本のエースとなれるか(写真◎小山真司)

ハンガリー・ブダペストで行われている水泳の世界選手権は22日、競泳競技5日目を迎える。昨日は男子200mバタフライで本多灯(日本大3年/アリーナつきみ野SC)が今大会日本勢の初メダルを獲得。この勢いに乗っていきたいところだ。ここでは日本勢を中心に展望していく。

 この日は男子200m平泳ぎの予選・準決勝が行われる。この種目は日本のお家芸ともいわれる種目で、メダル獲得の期待がかかる。今大会には花車優(キッコーマン)と武良竜也(ミキハウス)の二人が出場する。

 花車はオリンピック平泳ぎ2冠2連覇を達成した北島康介を指導した平井伯昌コーチのもとで練習し、力をつけてきた選手。3月の国際大会代表選考会では2分7秒99で優勝し、初の世界大会代表の座を獲得した。一方の武良は昨年の東京五輪でこの種目7位入賞をしている。ともに決勝に進む実力は十分にあるが、近年は世界のレベルが上がってきている種目でもある。午後に行われる準決勝で2分8秒台を出せば決勝に進める可能性は高い。二人そろって明日に行われる決勝に進み、メダル獲りに挑みたいところだ。

 女子800mフリーリレーは、日本がフリーリレーで唯一出場する種目。泳順は未定だが、難波実夢(近畿大2年/JSS)、小堀倭加(日本大4年/セントラル戸塚)、増田葵(菅公学生服/近大クラブ)、吉井萌萌花(イトマンSS/近畿大附高3年)の4人で挑む。世界の壁は高いが、決勝進出を果たしたい。また、この種目は同日午後に決勝が行われる。昨年の東京五輪では中国が7分40秒33の世界新で優勝し、アメリカが2位、オーストラリアが3位だった。今大会でもこの3チームの争いになりそうだ。

 午後セッションで行われる決勝種目では、男子200m個人メドレーに瀬戸大也(TEAM DAIYA)が登場。大会初日の400m個人メドレーでは6位と、メダル獲得はならず。タイムも思ったようなものではなく、万全の状態とは言えなそうだが、200m個人メドレーでは準決勝を1分56秒74の3位で通過。本来の泳ぎができれば表彰台も十分に狙える。海外勢での注目は、400m個人メドレーで4分4秒28の世界歴代2位の好記録で優勝して勢いに乗るフランスの20歳、レオン・マルシャン。400mの方が得意なのは間違いないだろうが、あれだけのタイムで泳いでいれば、200mが遅いはずがなく、準決勝は1分55秒75で1位通過。個人メドレー2冠となるか。

 その他の種目での注目は男子100m自由形決勝。200m自由形を圧勝した17歳のダビド・ポポビチ(ルーマニア)が、準決勝を47秒13の好タイムで1位通過。ターゲットは46秒91の世界記録だ。また、世界選手権の同一大会で男子100、200m自由形を制したのは1973年第1回大会のジム・モンゴメリー(アメリカ)までさかのぼる。快挙達成なるか。

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