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2022-06-24

【展望】競泳世界選手権/7日目 4日連続メダル獲得なるか

男子100mバタフライ準決勝で健闘をたたえ合う水沼(右)とミラーク(写真◎Getty Images)

ハンガリー・ブダペストで行われている水泳の世界選手権は24日、競泳競技7日目を迎える。昨日は花車優(キッコーマン)が男子200m平泳ぎで銀メダルを獲得し、日本勢は3日連続のメダル獲得となった。本日は午後セッションで行われる男子100mバタフライで、水沼尚輝(新潟医療福祉大職員)がメダルを狙う。

水沼は昨日行われた準決勝で50秒81と、自身が持つ日本記録を更新して2位通過。調子も万全といったところだろう。日本はこれまでこの種目でオリンピック、世界選手権ともメダルを獲得したことがなく、ぜひ歴史を塗り替えてほしい。
優勝候補は男子200mバタフライで圧倒的な強さを見せたクリストフ・ミラーク(ハンガリー)。準決勝で50秒14と、ここでも格の違いを見せつけた。この種目で世界記録を持つケーレブ・ドレッセル(アメリカ)は体調不良で今大会途中から欠場。ライバルは世界記録の49秒45だけだ。

午前中に行われる予選には、女子50m自由形に大本里佳(全日本空輸)、男子50m背泳ぎに入江陵介(イトマン東進)、女子50m平泳ぎに青木玲緒樹(ミズノ)の3人が出場する。50m種目は身体、パワーの海外勢に対し、日本勢はテクニックで対応したい。日本代表の意地を見せてほしいところだ。

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