close

2022-08-12

豪雨の「遊園地プロレス」で合計58分27秒の狂乱バトル!ズブ濡れも300人が熱狂【週刊プロレス】

みちのくプロレスは3年ぶりとなる遊園地プロレスを開催した

みちのくプロレスは12日、岩手・盛岡にある遊園地、岩山パークランドを舞台に3年ぶりとなる“遊園地プロレス”を開催。豪雨に見舞われながらも2試合がおこなわれ、メインイベントの4WAYタッグマッチはハチャメチャにもほどがある大パノラマバトルに。両軍リングアウト後の再試合も合わせると合計58分27秒のマラソンマッチが展開された。
ゴーカート対決を制したのはサスケ&日向寺
 コロナ禍の影響で岩山パークランドは現在でも土日のみの営業が続く。夏休みシーズンのみ平日も営業しているが、やはり客足が鈍い現実がある。

そんななか、みちのくプロレスは同遊園地にプロレス開催を提案。コロナ前までは夏の恒例イベントとして毎年実施されていたが、2020年以降は開催が見送られてきた。コロナ禍はいまだ続くが、苦しい現状を打破する起爆剤として遊園地側もみちのくからの提案を快諾。3年ぶりの遊園地プロレス開催が決まった。

このところ、雨が続く東北地方。この日の盛岡は午前中こそ晴れ間が見えたが、お昼ごろから強い雨に。そのため当初、全3試合がおこなわれる予定だったが、2試合に短縮。午後2時30分、試合開始のゴングが鳴ったが、大雨のなか、第1試合がおこなわれた。
あのバラモン兄弟もゴーカートに乗って疾走
迎えたメインイベント。ザ・グレート・サスケ&日向寺塁組、バラモンケイ&バラモンシュウ組、ヤッペーマン1号&ヤッペーマン2号組、シーサー王&OSO11組の4チームによる4WAYタッグマッチのゴングが鳴った。久々の遊園地プロレスとあってテンションの上がる4チーム。気づけばリングを飛び出し、大暴れ。結果、9分3秒、両軍リングアウトに終わった。だが、“東北の英雄”サスケが再戦を要求。これを他の3チームも受け入れ、エニウェアストリートファイトマッチでの再試合に突入した。

序盤こそリングで熱戦が繰り広げられたが、またしても各チーム、リングを飛び出しての大暴れ。だが、再試合はエニウェアストリートファイトだ。路上で闘おうが、コーヒーカップに乗ろうが、観覧車に乗ろうが、メリーゴーラウンドに乗ろうが、リングアウトは告げられない。メイン途中から小雨になったとはいえ、足元が悪いなか、それでも3年ぶりの遊園地プロレスを満喫するかのように4チームは大暴れ。最後は白粉攻撃が自爆に終わったバラモン兄弟がヤッペーマン2号の逆さ押さえ込みに3カウント(49分24秒)。合計58分27秒のマラソンマッチはヤッペーマンズが制した。会場には豪雨予報にもかかわらず、300人のだいぶアレなファンが集結。うつうつとしがちな日常を吹き飛ばす狂乱バトルに大喝采を送っていた。
タグ:

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事