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2022-09-20

【ボクシング】井上尚弥にパウンドフォーパウンドNO.1記念盾贈呈。LA合宿詳細も

国内にひとつしかないレアな逸品

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 18日、自身初の本格的海外トレーニング(アメリカ・ロサンゼルス)から帰国したWBAスーパー・IBF・WBC世界バンタム級チャンピオン井上尚弥(29歳=大橋)。同地合宿中に、権威ある専門誌『ザ・リング』(通称リング・マガジン)より、栄誉ある記念盾が贈呈されたことが19日、明らかにされた。

写真提供_大橋ボクシングジム

フィッシャー編集長から直接贈られた
フィッシャー編集長から直接贈られた

 今月6日に出発し、18日に帰国するまでの10日あまり。ロサンゼルスにあるワイルドカードジムで待望のトレーニングを積んだ井上尚弥に、また新たな“足跡”が刻まれた。
 ご存じのとおり、『リング』誌が発表するパウンドフォーパウンド(全階級の選手を同一体重として誰がいちばん強いか)ランキングで、日本人初の1位を獲得した井上に、記念の盾がダグラス・フィッシャー編集長から直々に贈呈されたのだ。

 ノニト・ドネア(フィリピン)に勝利して、WBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)優勝を果たした2019年ごろから、同ランキングで常に上位に位置づけていたが、今年6月のドネアとの再戦に2回TKO勝利し、ついにナンバーワンの称号を与えられたもの。
 8月にアンソニー・ジョシュア(イギリス)との再戦にふたたび勝利したWBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級王者オレクサンダー・ウシク(ウクライナ)が抜き返し、井上は2位となったものの、錚々たるトップ・オブ・ザ・トップの顔ぶれの中で熾烈なデッドヒートが繰り広げられており、いまや「ナオヤ・イノウエ」はすっかりその常連となっている。年内にも実現と噂されるWBO王者ポール・バトラー(イギリス)との1戦に勝利し、バンタム級4団体制覇となれば、“モンスター”がまた抜き返すことも充分に考えられる。

爽やかなカリフォルニアの景色がよく似合う
爽やかなカリフォルニアの景色がよく似合う

かねてから「ナオヤ・イノウエを高く評価している」という名匠フレディ・ローチ・トレーナーと

かねてから「ナオヤ・イノウエを高く評価している」という名匠フレディ・ローチ・トレーナーと

 さらに、同ジム等で7日間にわたっておこなったトレーニングメニューの詳細もこの日、明らかになった。以下がその内容である。

☆初日
ロープスキッピング、ミット打ち、サンドバッグ打ち
トータル1時間

スパーリングは、トータル29ラウンド行った
スパーリングは、トータル29ラウンド行った

☆2日目
最初のスパーリング
パートナーはジョエト・ゴンザレス(アメリカ=WBCフェザー級5位、WBO6位)、アダム・ロペス(アメリカ=WBC同級11位)。

☆3日目
日中は40℃近くなるため、涼しい時間帯の朝6:30に宿泊施設を出発しランニング。
ジムワークはロープスキッピング、ミット打ち、サンドバッグ打ちをおよそ1時間半

☆4日目
パートナー3名と2ラウンドずつ計6ラウンド

父・真吾トレーナーの指示を受ける
父・真吾トレーナーの指示を受ける

☆5日目
ゴンザレスと3ラウンド、ロペスと5ラウンドの計8ラウンド

☆6日目
アザト・ホバニシャン(アルメニア=WBAスーパーバンタム級1位、WBC2位、WBO5位、IBF9位)と5ラウンド

1階級上のトップランカー、ホバニシャンと
1階級上のトップランカー、ホバニシャンと

☆7日目
スパーリングパートナー
ジャフェスリー・ラミド(アメリカ、9勝3KO無敗のフェザー級ホープ。ドネア初戦前に大橋ジムで手合わせ済)と4ラウンド

チーム井上で“完全アウェー”に乗り込んだ
チーム井上で“完全アウェー”に乗り込んだ

 同行したのは父・真吾、八重樫東、太田光亮トレーナ-、拓真(WBOアジアパシフィック&日本スーパーバンタム級チャンピオン)、浩樹(元日本スーパーライト級チャンピオン)、サポートメンバーを含めたいつもの『チーム井上』およそ10名。
 尚弥と同じく年内に次戦を予定している拓真、2020年7月以来の復帰戦を目指す浩樹もスパーリングを消化。尚弥同様、普段味わえない大きな刺激を受けてきた。

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