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2022-10-02

愛弟子・藤波が逝去した猪木さんへ涙のコメント「プロレスのすべてで、僕の人生そのもの」【週刊プロレス】

藤波は度々涙に言葉を詰まらせながらコメント

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1日、神奈川・とどろきアリーナでHEAT-UPがビッグマッチを開催。大会に参戦した藤波辰爾が、言葉を詰まらせながらも逝去した師・アントニオ猪木さんへの思いの丈を語った。

藤波は生前の猪木さんにとっては一番弟子とも呼べる存在であり、1988年8月の60分フルタイムとなった熱闘をはじめ、その師弟関係が新日本の黄金期を作り上げた。

この日は息子のLEONA&長井満也と組んで、自身とは55歳の年の差となる佐藤大地をはじめとしたHEAT-UPの若手たちと対戦した藤波は、猪木さんから譲り受けたコブラツイストを決めて勝利。無言で天を指差してリングを後にした。

リング上では気丈な振る舞いを見せながらも、バックステージで猪木さんについて訪ねられると、人目をはばからずに涙を流す場面も。

藤波は度々言葉を詰まらせながら、「猪木さんに、バカヤローって怒られそうな気がして…。最後まで我慢しましたけど、つい、自分の本音という部分が出てしまいました。今朝いろんなところからニュースが入ってきて、最初は疑ったけど、だんだんと回数が多くなってきたから、頭の中が真っ白になって、何も手につかなくなって。今でも動揺してて、どこからどう話せばいいのか…。まだ自分がリングに上がってていいのかとか、そういう思いが出てしまいました」とコメント。

師との思い出を尋ねられると、「一言で語れないくらい多すぎるし、長すぎるし、早く死んでしまった自分の親よりも長く一緒にいたので。自分は本当に幸せです。僕の気持ちの中ではプロレスのすべてが猪木さんであり、僕の人生そのもの。闘いだけじゃなく、世間一般の常識とかいろんなものすべてです。これリングシューズを脱いで、本当の猪木さんとしてゆっくり休めるときが来たのかな」と言葉を絞り出していた。

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