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2023-05-29

【令和5年名古屋場所予想番付】

夏場所十両で14勝を挙げた落合。所要3場所での新入幕はなるか

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落合3場所で新入幕か。紫雷、川副は今度こそ十両⁉

霧馬山が大関に昇進し、大関が1人増で関脇が1人減。小結が1人減ることが予想されるため、前頭が1人増えることになりそうだ。夏場所は休場者が多かったこともあり、全体的には「上がりやすくてあまり下がらない」傾向の新番付になるか。
 
三役には東筆頭で8勝の阿炎が返り咲く見込み。上位総当たりで9勝を挙げた錦木は、惜しくも新三役には届かないか。夏場所12勝を挙げた朝乃山が、いよいよ上位総当たりの地位へカムバックする。また、平戸海、王鵬、北青鵬が自己最高位更新の見込み。髙安、錦富士、金峰山といった上位で大負けあるいは休場した力士の下がり幅もある程度抑えられそうだ。
 
来場所の番付で最大の注目は、夏場所十両西8枚目で14勝を挙げた落合の、デビューから所要3場所での新入幕がなるかどうか。幕内の枠は、逸ノ城の引退と一山本、水戸龍の陥落分で3つは空くことが確定的。あとは東17枚目で7勝8敗の輝がどうなるか。西17枚目ができたので、西に回るという可能性もあるが、今場所は十両からの入幕候補者が多い。十両からは豪ノ山、湘南乃海の昇進が確定的。落合、武将山が続く形なので、落合入幕の可能性は高いと思うが……。
※落合は「伯桜鵬」に改名の予定
 
十両と幕下の入れ替えも難題だ。普通に考えれば空きは4で、獅司に加え、夏場所で十両が見送られた川副、紫雷が今度こそは十両入りを果たしそう。問題はあと1人で、西3枚目で4勝の千代の海か、東5枚目で5勝の勇磨か。勇磨のほうが星は強いが、對馬洋との入れ替え戦的な対戦で負けているのがどう響くか。夏場所の番付では十両下位の負け越しがあまり落とされない傾向が出ており、時疾風が6勝ながら西に回って十両留め置きの可能性もゼロではない。


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