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2023-06-09

石川奈青、占いに行く~後編~5・12の悔し涙「ダメなまま終わらせられない」【週刊プロレス】

登音先生に占ってもらった石川奈青(写真左)

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4月よりフリーに転向した元アイスリボンの石川奈青。自身によく似たニセたむが登場した中野たむ対決が話題を呼んだが、その後に関してはまったくの白紙状態。そこで自身のこれからを占ってもらうため東京・新宿にある占い館バランガンの登音(とおん)先生を訪問。リング上はもちろんプライベートに関しても占ってもらった石川に、占いの感想に加えて、プロレスラーとしての今後の展望に関しても語ってもらった。

登音先生「(タロットカードを切る)あ、すごい。カップ9番、ウィッシュカードと言われてて、このカードを出した人ってだいたい願いが叶います」

石川「やった!」

登音先生「やる気すごいですね。彼女にニックネームつけろと言われたら戦車ガール」

石川「センシャ?」

登音先生「戦車」

石川「車洗うヤツ?」

記者「そういうのはいいですから」

石川「ふふふ」

登音先生「まっすぐしか進めません。勢いの塊」

石川「戦車ガール、石川奈青にしよう」

登音先生「曲がったことは大嫌いみたいな。やる気のカードが多いですね。やる気やる気やる気、ちょっと愛情、ちょっとお金みたいな」

石川「いいバランスですね」

登音先生「ただ、めっちゃジェットコースターです」


石川「あら。楽しいですね(ニッコリ)」

登音先生「安定求めてないでしょ」

石川「それはそうですね」

登音先生「あとさっき正義感っていう話をしたけど、見てこのカード」

石川「ジャスティス」

 登音先生「すごく平等でいて、すごい人なんですよ」

記者「いいことなんですか?」

登音先生「う~ん、まぁ遊びがないともいえるかな。さっきの戦車もそうですけど、馬力はすごいんだけど、まっすぐしかいけない。ここを生かせる現場を作ればいいんですよ。王国を作ればいいんですよ、自分で」

石川「あら……しんどい(苦笑)」

登音先生「いろんなところにいい顔して、曲がったことも飲み込んで、うまく世の中を泳げる人ではないですよね?」

記者「それができてたらアイスリボン、辞めてないですよね」

石川「まぁそうですね」

記者「ちなみに石川奈青さんというリングネームでやられてるんですけど、もしも中野たむという名前に改名したらどうでしょうか? 生年月日は石川さんのままで」

石川「なんのことわかりませんけど、いい質問ですね」

登音先生「ちょっと待ってくださいね………でも、石川奈青のほうがいいと思う。何を目指すかによるけど、石川奈青は全般的にいい名前。中野たむはちょっとアクがあるというか、こういう世界にいるならアクがあるほうがいいのかな。(タロット占いをしてみると)あ、やっぱ石川奈青って正義だね(と言って、ジャスティスのカードを見せる)。う~ん、最終的に広がりが出るのは中野たむ、20年後とか」

石川「20年はちょっと長すぎる(苦笑)。3年先でも長いと思ってるのに」

登音先生「石川奈青はいい名前。あ、またジャスティス、正義感の塊なんだね」

石川「毎回、ジャスティス(笑)」

登音先生「僕は石川奈青がいいと思うな」

 石川「ありがとうございます!」

記者「恋はどうですか?」

登音先生「一生ひとりということは、99・8パーセントないです。孤独の星ではない」

石川「結婚願望ないんですけど…」

登音先生「2025年、2026年にハマるかなと」

石川「えー、やだなぁ」

記者「なんなんですか(苦笑)」

登音先生「2028年にもあるし、2030年にもあるな」

石川「めっちゃある。やった!」

 記者「どっちなんですか(苦笑)」

石川「モテるぶんにはうれしいじゃないですか、ふふふ。いま出会ってる人ではないですよね? これから出会う人ですか?」

 登音先生「もう出会ってますね。私、ひとりでいたいんですよっていう人、なかなかいないんですけど、過去に何かあった? トラウマとか。結婚はたぶんする。過去に出会っていて、あんまりいい思いをしてないひとと」

石川「ひー、どれだ…? いい思い出がないひとと結婚するんですか?」

 登音先生「それを塗り替える形になるのかな、ここにも正義感が出てるから」

 石川「またジャスティス」

 記者「ジャスティス出過ぎでしょ(笑)」

 石川「今後、すごくいい人との出会いがありますよ!とかじゃないんですね(苦笑)」

登音先生「(恋も含めて)2025年、2026年はすごく動くと思います。だから今年ファイトですよ」

石川「種まき!」

登音先生「勉強、計画」

石川「去年までだと思って、ちゃんと種まいてきたのになぁ、ひーん」

記者「石川奈青としてプロレスは続けたほうがいいですか?」

登音先生「(石川は)普通が無理なのね」

石川「社会不適合者(笑)」

登音先生「漠然とした不安がいっぱいあると思うんです。ビジョンがあっても、それが実現できなかったらどうしようとか。悩みは絶えないと思うんだけど、プロレスやるしかないです。もっとずる賢くとか出てるけど、たぶん真っすぐしかできないと思うから」

石川「戦車ガールですから」

登音先生「マジで正義感の塊だから。セコいことすんなよと。世の中で一番嫌いなのはセコいヤツ、裏表があるヤツ」

石川「あーそれはホントですね(しみじみ)」

登音先生「素直な方です、とても。いや、がんばってほしいですね。まっすぐな人だから。今年頑張りさえすれば大失敗はないと思いますよ。ただ小失敗はあると思いますけど、それを乗り越えて」

石川「がんばります! ありがとうございました!」


◆占いを終えて◆

石川「2025年、2026年にちゃんと結果が出ますからという言葉を聞けたんですけど、ホントはすぐにご褒美、欲しいタイプなんです。これがあと2年続くのかぁ。しんどいですね(苦笑)。でも、この仕事は向いてるって言ってましたから。あなたは一般の仕事のほうが合ってますよって言われたら、じゃあ…って言えますけど、普通の仕事は無理だって。この仕事が向いてるっていうのはうれしいです。ありがたい。やるしかない!

(今後に関して?)ちゃんと計画を立てて、準備しなきゃダメなんですよね?(いま考えてることは?)何も見えてないです、見えてると思いますか?(苦笑)。でも今年は勉強の年、種まきの年だと言われたので、れることは何でもかんでもやりたいなと思ってます。

(5月12日の悔し涙は…?)あれも種まきだから。あれぐらいの種をめっちゃまけばいいんですよね。真剣に取り組んだ結果が2年後には実を結ぶわけだし、私、戦車ガールだからまっすぐにしか進めないんです。

この先どうなるかわからないんですけど、スターダムというリングで第一歩を踏み出した以上、この道を進みたいなとは思ってます。私は性格上、ひとつの場所で頑張りたいタイプなので。占いで言われたからというわけじゃないけど、私自身まっすぐしか進めない性格だよなって思います。八方美人じゃないけど、いろんな場所でいろんな自分を見せるっていうのはできないと思うから。

あの時はダメだったかもしれない。だけど、ダメだったところから上っていけるのもプロレスじゃないですか。そして私は上がっていくための道を真っ直ぐ進みたい。

どんな形であれ第一歩を踏み出した以上、進まなきゃいけないと思います。ダメだったからこそ、ダメなまま終わらせちゃいけないと思うし。生きてて、あんなにダメで、あんなに悔しい思いすることないじゃないですか。つらくて、悔しくて、でも一周まわって、こんな楽しいことないなって思えたので。この先何も決まってませんけど、歩き出した道をまっすぐ進んでいきたいと思います!」

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