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2020-10-13

【連載2 ミント店長軍団ガチ診断2020!】BBMカード12球団チームパックを斬る! ーレギュラーカード部門ー

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3月のヤクルト、オリックスから7月の中日まで、次々に発売された2020年版のBBMチームパック。全国の「スポーツカードミント」の店長たちが、プロの視点でテーマごとに採点してくれる好評連載です。


ランキング形式で発表!

 12球団すべてのチームパックが発売され、カードファンの皆さんもコレクションして楽しんでいただけていると思います。前回から始まったミント店長によるガチ診断も、これが2回目。今回は色とりどりのレギュラーカードを徹底チェックします。

 BBMカード30年の歴史を彩ってきた過去のレギュラーカードの数々を目にしてきた店長たちの目に、今年のレギュラーはどう映ったのでしょうか? 皆さんお忙しい中、アンケートにご協力していただきました。
☆アンケートに回答してくれた皆様☆
札幌店・岩本店長、仙台店・阿部店長、千葉店・藤池店長、浦和店・安野店長、池袋店・酒井店長、MINT LAB TOKYO・田村店長、新宿店・足立店長、渋谷店・中川店長、吉祥寺店・石渡店長、立川店・高橋店長、横浜店・五十嵐店長、梅田店・川口店長、三宮店・佐藤店長、広島店・柴田店長、福岡店・林田店長

パッケージ部門」「レギュラー部門」「サブセット部門」「インサート部門」「スペシャルインサート部門」「No.1カード」「No.1チームパック」の7つの部門で“ガチ診断”をお願いしました。
☆アンケート方法☆
「パッケージ部門」「レギュラー部門」「サブセット部門」「インサート部門」「スペシャルインサート部門」について、それぞれ1位から3位を選出
1位=5ポイント、2位=3ポイント、3位=1ポイントを付与
(複数回答あり。未回答の場合は0ポイント)。
部門ごとに上位を中心に紹介。

最後に「No.1カード」「No.1チームパック」を選定してもらった。

 連載第2回目は、コレクションの基本「レギュラーカード」について!


レギュラーカード部門3位
19ポイント(1位3名、2位1名、3位1名)
読売ジャイアンツ! (編集者コラムはこちら)


G56 陽 岱鋼

3位はパッケージと同じく巨人が食い込んだ。巨人のレギュラーカードは例年評価が高く、昨年も同部門で2位にランク入りしていたが、今年も安定した評価を勝ち取った。

今年の特徴は白地を効果的に使ったデザインで、これはパッケージにも共通するコンセプト。この点は、立川店・高橋店長が「大部分で白い透過加工が施されていますが、それを逆手に取るように背番号を大きく配置したのは素晴らしい」と鋭く指摘した上で、「特にキャッチャーフライを捕った小林誠司選手とホームランを放った際の陽岱鋼選手は最高の1枚」とおススメのレギュラーカードを紹介してくれた。

背番号を大きく見せた点については、1位に推した新宿店・足立店長も「金文字の大きな背番号も意外にデザインを邪魔しない印象で、ジャイアンツに合った雰囲気が出ている」と分析している。「雑誌のようなデザインが全体的に良かった」(札幌店・岩本店長)、「レギュラーカードのデザインが他球団と異なっていていい印象」(仙台店・阿部店長)と、同じく1位票を入れた2人も後押し。

レギュラーデザインについても安定、安心のジャイアンツといったところか。


レギュラーカード部門2位
25ポイント(1位3名、2位2名、3位4名)
東京ヤクルトスワローズ! (編集者コラムはこちら)


S55 村上宗隆

2位は1位票こそ巨人と同じ3名ながら、2位票、3位票で差をつけたヤクルトが競り勝った。シンプルさを追求したデザインが好評の要因で、この点ついては池袋店・酒井店長が「シンプル! 透過性のある曲線デザインが洗練された印象。インパクトは強くないが、ジワリとその良さが引き立ちます」と解説してくれている。

シングルではアップ目の写真を使用した村上宗隆のカードが特に大人気で、「打席に入る前? の写真で早くも貫禄が出てきた雰囲気を感じる1枚に好感が持てました」という渋谷店・中川店長を皮切りに、「いかにもパワーヒッター感がある、アップの写真が魅力的」(三宮店・佐藤店長)、「アップ目の写真が好み。早くも風格が出てきた若武者。打席に入る前に何を思うのか想像して楽しめます」(池袋店・酒井店長)、「基本はプレー写真ですが、村上のみ彼方を見据えた視線が印象的なバストアップ写真。ナイスセレクトです!」(MINT LAB TOKYO・田村店長)など絶賛の嵐。この部門で総合2位の評価に押し上げる原動力となるとともに、シングルカードとしての評価ではNo.1の16ポイントを獲得した。


レギュラーカード部門1位

36ポイント(1位5名、2位3名、3位2名)
阪神タイガース!

T60 福留孝介(©︎阪神タイガース)
T60 福留孝介
©︎阪神タイガース


2位に11ポイント差をつけ、阪神がパッケージ部門に続いての2冠を達成。関西圏での人気というよりも、千葉店、浦和店、池袋店、神田店、立川店と関東圏の5店舗で1位票を獲得する圧倒的な勝利だった。

池袋店・酒井店長の「1枚1枚がポスターアートのようなカッコよさ。選手名のロゴやフォントもシンプル、装飾デザインをそぎ落としたことによって生まれた美しさ」とのコメントが象徴するように、「シンプル・イズ・ベスト」(新宿店・足立店長)を究極まで追求した結果と言えるのではないだろうか。

阪神のレギュラーを1位で評価した立川店・高橋店長は、「選手名のところを暗い色調にしたことで文字がより一層映えるデザインになったように思いますし、屋外球場のナイターの写真を使用しているカードは、まるでスポットライトが当たっているようにも見えてカッコよかったです」と甲子園球場との相乗効果もあったと分析する。

「下部が黒グラデになったデザインやフォントもボックスデザインと統一されており、今年一番の完成度だと思います」と“辛口コメンテーター”として名高いMINT LAB TOKYO・田村店長も合格のお墨付き。中でも田村店長の評価が高かったのが、近本光司と福留孝介のレギュラーで「横型でバットの先まで全身が収まった“らしい”ポーズの近本と、任侠映画のような表情が魅力の福留。どちらも写真の魅せ方へのこだわりが感じられるトリミング」と、その理由を教えてくれた。池袋店・酒井店長も「真剣勝負の厳しさをうかがわせる男の顔をアップにした」福留の1枚で、思わずカード整理の手が止まったという。

ドラフト2位ルーキーの井上広大も人気で、「和製大砲という言葉がぴったりの豪快なスイングをしている写真は素晴らしい」(浦和店・安野店長)、「昨年の夏、甲子園を沸かせた履正社高の四番・井上選手のルーキーカード。地元出身で阪神の期待の星」(横浜店・五十嵐店長)と、注目の声が複数店舗から上がっていた。

千葉店・藤池店長のお気に入りは能見篤史の1枚で、「能見投手のしなやかなフォームが横型のカードいっぱいに収まっている点や、ユニフォームと背景の色のコントラストの鮮やかさなどがすごくいいカードだと思います」とのことだ。

皆さんもお気に入りの1枚を見つけて、自分なりのコレクションを楽しんでみよう。

(つづく)

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