13日、東京都・渋谷駅前の109イベントスペースで、6日後の19日に千葉県千葉市の幕張メッセ・イベントホールで開催されるトリプル世界戦の『フェイスオフ・調印式』が行われた。調印式が屋外で行われるのは異例のことで、町行く人が振り返るなか、出場選手中5人が登場した。

写真上=パリクテ(右)とにらみ合う井岡

井岡、2年2ヵ月ぶり日本リングで4階級制覇へ

画像: 調印式に臨む井岡(左)とパリクテ

調印式に臨む井岡(左)とパリクテ

 メインイベントとも言えるWBO世界スーパーフライ級王座決定戦では、4階級制覇に
再びトライする井岡一翔(Reason大貴)が、対戦するアストン・パリクテ(フィリピン)
と顔合わせした。

 昨年の大みそか、マカオでドニー・ニエテス(フィリピン)に敗れて日本人初の快挙が
ならなかった井岡は、「僕の中ではまだ年を越せていない」と決意をあらわにした。

 25勝21KOのハードヒッターで、ニエテスとも引き分けているパリクテが相手になるが、
「いろいろと対策は立ててている。決して楽じゃないし、難しい相手だと思っている」と
語りながらも、井岡の表情には自信が満ちていた。「日本では2年2ヵ月ぶりの試合にな
る。ここでしっかり4階級制覇を決めたい」と力を込めた。

 一方、昨年、カリフォルニアで開催されたイベント『Super Fly』に井岡とともに出場し
ているパリクテも、井岡の実力は十分に承知している。

「(井岡は)チャンピオンというのにふさわしい技術とパワーを持っていると思う。自分
としてはこれまでのプロセスを守って戦うだけ。みんなを楽しませて勝ちたい」と不敵な
笑みを浮かべていた。

初防衛戦の京口「押し切れると思う」
世界初挑戦の吉田「娘の期待に応えたい」

画像: 京口(左)は初対面のナコーンに圧勝を宣言

京口(左)は初対面のナコーンに圧勝を宣言

 WBAスーパー世界ライトフライ級タイトルの初防衛戦を迎える京口紘人(ワタナベ)
は、ムエタイの世界チャンピオンになったこともある挑戦者タナワット・ナコーン(タイ)
を前にして大胆な勝利宣言。

「初めて(ナコーンと)会ったが、思ったより背も大きくなく、パワーもなさそう。試合
では押し切れると思う」

画像: シングルマザーの吉田は娘に勝利を誓う

シングルマザーの吉田は娘に勝利を誓う

 最後にWBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦に出場する吉田実代(Ebis K's BOX)
は相手のケーシー・モートン(アメリカ)が来日しておらず、ひとりであいさつに立った。
「こんなに大きなイベントに参加できて光栄。皆さんの失礼にならないような戦いを見せ
たい」と語った。

 4歳の娘を持つシングルマザーでもある吉田は「保育園で『ママが世界タイトルマッチ
を戦うの』と娘が盛んに言っているそうです。そんな娘の期待に応えるためにも頑張りた
い」

 一戦ごとに力をつけている31歳の吉田にとって、この戦いは大きな肩書を得るとともに、
ボクサーとしても大事なターニングポイントになるはずだ。

文・写真◎宮崎正博

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