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2021-07-02

田村潔司が見たGLEAT旗揚げ戦「認めたくないけど、新日本にもああいう選手がいるんだなと」【週刊プロレス】

伊藤との熱戦を制したSHO

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1日、東京ドームシティホールにて新団体「GLEAT」が旗揚げ戦を開催。大会終了後に、団体のエグゼクティブディレクターである田村潔司が大会を総括した。

80年代後期に爆発的なブームを巻き起こしたUWFの3文字を掲げる「LIDET UWF」は、プロレス部門の「Gプロレス」に続いて大会後半で4試合をおこない、船木誠勝、橋本千紘らが参戦。メインイベントではGLEAT所属の伊藤貴則と新日本プロレス所属のSHOが対戦した。

新日本選手の他団体参戦が極めて稀な状況の中、「新日本vsUWF」としても注目を集める一戦となったが、不慣れなUWFルールの中でSHOが見事なレスリングを展開。伊藤の奮闘を振り切り、最後は三角締めを決めて勝利をおさめた。

大会後に総括をおこなった田村は、「船木さんはやっぱりダントツで、オーラもあるし、試合運びもそうだし、何も言うことはないけど、すごく気になったのはセンダイガールズの橋本選手。あとメインの新日本のSHO選手ですか? 単身乗り込んで、気迫が出てて、あんまり認めたくはないけど、新日本にはああいう選手もいるんだなと。資質はかなりありますね」と、SHOの適正を高く評価。

また、この日橋本を相手にプロレスデビュー戦をおこなった福田茉莉に対しても、「まだまだテクニックがない分、未熟なところではあるんですけど、彼女自身の気持ちが前に出てたので。そこはスゴくいいなと思います。ちょっとまとめると、船木、橋本、福田の3人のいいところをまとめて3で割って1にしたような選手が一番いいのかな」と独自の見解を語った。

また、対新日本への継続については、「僕の考え方は、自分のとこの選手、GLEATの選手をいかに世に出して好きになってもらうかだと思うので。その中で新日本さんの選手にスポットで参戦していただくというのはあると思いますけど、ジャンルが違うと僕は思ってるので。新日本さんは新日本さん、GLEATはGLEATで頑張り、反発するところは反発する、協力するところは協力するでいいんじゃないのかなと」と語っていた。

BBM SPORTS

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