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2021-08-31

天龍源一郎がジャンボ鶴田にリングアウトでシングル初勝利!「ピンフォールのしがいがあるよ」【8月31日は何の日?/週刊プロレス】

ジャンボ鶴田にジャンピング・ニーを決める天龍源一郎

 1987年8月31日、全日本プロレス日本武道館大会で天龍源一郎がジャンボ鶴田に初めて勝利を収めた。

 天龍と鶴田は4年4カ月ぶりの一騎打ち。1983年4月の前回は全日本プロレス第2の男・鶴田の壁に第3の男・天龍が挑み、結果こそ時間切れ引き分けだったが、どう見ても鶴田の判定勝ちだった。

 試合前に天龍は「勝っても負けてもジャンボに『もう1回やってやる』って言わせなきゃ、意味がないんだ」と語っていた。ほかの試合と違う鶴田をいかに引き出すか。それが天龍にとってのやりがいだった。

 鶴田は身長差を生かした十八番のジャンピング・ニーバットを多用。天龍もカウンターのジャンピング・ニーを繰り出し、鶴田のプライドを大いに刺激した。

 鶴田は右ヒザのサポーターを下にズラして、生ヒザでニーバットを敢行。さらに延髄斬りから卍固めを決めた。この2つの技は天龍の得意技だ。

 さらに、鶴田はダイビング・ニーバットも公開。天龍もジャーマン、延髄斬り、パワーボムと必殺技でたたみ掛けた。その後も一進一退の攻防が繰り広げられ、鶴田のニーバットがコーナーに誤爆。エプロンを挟んでリング内から天龍が捨て身のラリアット。相打ちになったが、右足をロープに絡めた鶴田が不運にも逆さ吊りとなった。

 そのまま非情な10カウントが数えられ、天龍がリングアウトで鶴田にシングル初勝利。しかし、鶴田は「負けた気がしない」と語り、天龍も「ピンフォールのしがいがあるよ」と語った。

 それまで天龍が鶴田に挑むという形のライバル物語だったが、この日を境に対等の立場に近くなったのかもしれない。天龍革命のプロローグが聞こえてきた。

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