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2021-10-03

三沢光晴さん追悼興行に川田利明が参戦するも哀しみは拭えず「いなくなってしまったことは認めなきゃいけないんだけど…」【10月3日は何の日?/週刊プロレス】

三沢光晴さん追悼興行で田上明との“聖鬼軍”を復活させた川田利明

 2009年10月3日、NOAH大阪大会で同年6月13日に急逝した三沢光晴さんの追悼大会が9・27武道館大会に続いておこなわれた。

 同大会には三沢さんのライバルである川田利明が2005年7月の東京ドーム大会以来の参戦。セミファイナルの選手たちが退場していると、超満員に膨れ上がった場内から自然と「カワダッ!」という声が飛んだ。

 三沢さんの死後、川田はあまりに辛い現実を受け入れられずにいた。重い口がようやく開かれたのはこの大会への参戦が発表された後。しかし、試合前も「(心に)火がつかないんだよ。でも、プロだからリングに上がったら、どうにかなるんじゃないかなと思うんだけど、今も辛くて哀しいまんまだよ」と吹っ切れていなかった。

 試合では秋山準&KENTAと激闘を展開。特に激しく突っかかってきたKENTAに対しては“デンジャラスK”の異名通りに強烈なジャンピング・ハイキックなどで反撃していく。

 試合はパートナーの田上明が俺が田上でKENTAから3カウントを奪取。試合後、追悼セレモニーがおこなわれたのだが、川田は落ち着きのなさそうに何度も汗を拭い、時に下を向き、ビジョンに視線を移していた。

「(三沢さんが)いなくなってしまったことは認めなきゃいけないんだけど…」

 追悼大会を終えても川田は三沢さんを喪った哀しみを拭えていなかった。
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