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2021-10-07

【出雲駅伝】駅伝を愛する佐藤一世が目指す三大駅伝すべてで区間賞「今年のテーマは速さ以上に強さを」

1年時は全日本大学駅伝5区で区間新の佐藤。2年生となった今季はポイント練習もすべて消化し、自信を持って出雲へ

10月10日(日)の12時05分に出雲大社正面鳥居前からスタートし、6区間45.1kmで争われる出雲駅伝。昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催となった。青山学院大2年生の佐藤一世が今季目指すのは三大駅伝すべてで区間賞獲得。スピードがカギとなる出雲では、速さで競ったうえで、さらに強さも見せるつもりだ。

層の厚い青学で「埋もれかねない」2年生は駅伝で存在感を

「このままじゃダメだ」

 それが青山学院大の2年生、佐藤一世が今年に入ってから幾度となく同級生にかけてきた言葉だ。

「箱根駅伝で悔しい思いをして、駅伝で勝つためには各学年の選手層を厚くしないとダメだと実感しました」

 そう話す佐藤は、今年の青学大を内側から次のように見ている。

「今年の青学は……4年生はキャプテンの飯田(貴之)さんをはじめとして、チームをうまくまとめていますし、3年生は近藤(幸太郎)さん、岸本(大紀)さんを中心に練習を引っ張ってくれてます。それに、1年生が強い。5000mのベストが13分台の選手もたくさんいますし、駅伝でも力を発揮しそうです。このままじゃ僕たち2年生が埋もれてしまいかねないので、その意味でも、2年生として駅伝では存在感を出していければと思っているんです」

 佐藤はとにかく駅伝が大好きだし、強い。千葉・八千代松陰高時代は、高2、高3と全国高校駅伝では1区を担当。3年生のときはライバルを抑えて区間賞を獲得した。

 2020年、コロナ禍のなかで青学大に入学したが、駅伝初戦となった11月の全日本大学駅伝では5区で区間新をマークし、華々しいデビューを飾った。ただ、箱根駅伝は4区を任されたものの、前も後ろも見えない単独走という厳しいレース展開に。本人が望むような存在感を発揮できず、区間4位となった(ただ、原晋監督は「佐藤は持てる力は出しましたよ」と評価)。


岐阜・御嶽の合宿で

文/生島 淳 写真/福地和男

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