週プロ早版4・15増刊号（No.2174）スターダム3・26＆27両国大会詳報号／女子プロレス初の両国2連戦を徹底リポート　4月1日（金）発売　定価680円

ベースボール・マガジン社よりスターダム3・26＆27両国国技館2連戦「STARDOM WORLD CLIMAX 2022」詳報号（週刊プロレス4月15日号増刊／No.2174）が4月1日（金）発売。定価680円。

　朱里が赤いベルト連続防衛＆新ユニット結成、白王者・上谷沙弥は林下詩美＆中野たむ連破、KAIRIが4年9カ月ぶり古巣凱旋と内容盛りだくさんの2連戦の試合リポートをたっぷり掲載。スターダムグッズが当たるプレゼントもあり。オールカラー52ページ。


 
ワールド・オブ・スターダム◎朱里vsジュリア「2年の思いを拳に込めて」

　風向きが変わったのは3月3日、両国2連戦に向けた会見の席だった。挑戦者・ジュリアが「どっちが勝っても、もう一緒にやっていくことは難しい」と発言。王者・朱里も「私がこの試合に勝利したら、私の道をいく」と同調したことで、初日の赤いベルトを懸けたDDM同門対決、アルト・リヴェッロ・カバリワンのタッグパートナー対決は、まるで違う意味合いを持つ試合に変わった。

　DDM分裂の一戦。

　実際には両者ともたぎる気持ちを抑えられず、3・21名古屋でのタッグ結成を最後に、この名チームは解散を迎える。朱里は早くもDDM離脱を匂わせた。

「ジュリアと一緒にいて、苦しくもなってました。DDMはジュリアが作ったユニットだし、やっぱりどうしても（中心は）ジュリアなので。自分はサポート役をするべき、そういうものじゃないですか。でも赤いベルトを取って、今後、自分がもっともっと上にいくために、やっぱり離れるべき、とずっと思ってましたね。ただ、ジュリアは私の気持ちもわかってたんでしょうね。（ジュリアとは）わかりあってるし、信頼もあるし、特別な思いもあるので。（ジュリアを押しのけてDDMのトップになろうとは？）思わなかったです。DDMはジュリアが作った、ジュリアのユニットなので。そこから出てやっていくのが筋だし、それが自分の性格なので」

　迎えた3・26両国、朱里とジュリアは壮絶な試合を繰り広げた。互いの得意技を出し合い、これ以上ない打撃を交換し合う。

　結果、勝利を収めたのは朱里で、正式にDDM離脱を表明。結成から約2年間行動を共にしてきたジュリアから離れ、自分をリーダーとする新ユニットを作ることを宣言した。

　一方、ジュリアは「これからは容赦なくお前にケンカ売ってやるから」と応えた上で、リングを下りる前には拳を握って朱里の胸を押した。

　これからは敵同士なのだから、握手して別れるのはおかしい。かといって、憎しみ合って離れるわけではないから、殴りかかるのも違う。

　だからこそ、拳で押し出した。（成川）

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　詳細は4月1日（金）発売の週プロ増刊号誌面にて。週プロmobile内「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツの誌面画像も公開しています。

　詳しくは以下のサイトを参照してください。
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