close

2022-06-01

NOAH・小峠篤司がDDT・秋山準を糾弾!「オレは秋山準の捨てたNOAHで10年間がんばってきた」「DDTに行って、悪い意味で変わっちゃった」【週刊プロレス】

2012年、秋山準にエルボーを叩き込む小峠篤司

全ての画像を見る


2012年いっぱいで秋山ら主力選手が大量離脱。NOAHは団体存亡の危機を迎えたが、それは凋落の始まりに過ぎない。2014年5月にはエースのKENTAが退団。2015年1月には鈴木軍の侵略を受け、2016年11月に事業譲渡。それから親会社が短期間で2度替わり、2020年1月にサイバーエージェントグループ入りしてからようやく経営が安定した。

その間、小峠は期待の若者としてフレッシュなファイトを見せ、ジュニアの希望として新時代の到来を予感させ、時にはヘビー級戦線で闘い、また時には革命マントヒーローとして明るく楽しく躍動した。本人は笑顔を見せて「あがきましたよ。生き抜くためにやれることは何でもやってきました」と懐かしむ。

小峠は自分が踏ん張ってきた10年間のすべてを、サイバーフェスで10年ぶりに対戦する元NOAHの秋山にぶつけるつもりでいたのである。だが、あの頃の怖くてリスペクトできる先輩は会見場にいなかった。

「秋山さんはDDTに行って、悪い意味で変わっちゃった。ボクはDDTでああいうふうに慣れ合う秋山さんを見たくなかったですね。挑発が安すぎますよ。品がない。あんまりNOAHをナメないでほしいです。

それにものすごいことをしてきますよね。DDTのチャンピオンを子分みたいにして“らしい”ですよ。やっぱ業界の老害。遠藤選手はKO-D無差別級王者ですよね。秋山さんと慣れ合ってNOAHとの対抗戦に臨んでいいんですか?

DDTのことなんかどうでもいいんですけど、NOAHと東京女子はタイトルマッチで勝負するのに、チャンピオンが秋山さんのコバンザメで緊張感もない。逆にDDTは大丈夫かって心配になりますよ」

小峠としてはDDTの内輪もめや安易なSNS上の慣れ合いに付き合うつもりはない。NOAHとして団体対抗戦で勝利をつかむことが最優先ミッション。その上で個人的に秋山に対して10年間踏ん張ってきた意地を刻み込み、KO-D無差別級王者の遠藤を体感し、2018年11月の「グローバル・リーグ」公式戦で敗れた樋口に借りを返す。

NOAHを背負って絶対に負けられない団体対抗戦だが、サイバーフェスの一戦は個人的なテーマに満ちている。チームとして一致団結しながらも、丸藤と稲村愛輝を差し置いてでも自分が前に出るつもりだ。

「最後にこれだけは言いたいんですけど、秋山さんはオレから逃げないでほしい。いざ試合になったらスカして遠藤選手や樋口選手に任せるみたいなことをやってくるようなら絶対に許しませんから。オレは真っ向勝負を仕掛けます。安易にオレの名前を出したのだから、ちゃんと向き合ってくださいよ」

NOAHvsDDTの対抗戦。果たして怖い秋山を引き出せるのか。サイバーフェス6・12さいたま大会は小峠の意地に注目!

週プロmobileプレミアムは加入月0円! 最新号からバックナンバー1100冊以上読み放題!! ↓から入会できます

タグ:

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事