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2022-06-18

【近畿高校総体】男子1500mで10人が3分50秒切り! 長嶋幸宝(西脇工高)が3分46秒86でバースデーV

積極的なレースを見せ、大会新での優勝を果たした長嶋(写真/佐藤真一)

8月3日から行われる徳島インターハイの出場権をかけて、各地区で激戦が繰り広げられている。6月16日から奈良県・鴻ノ池陸上競技場で行われている近畿高校総体では、男子1500mで予選からハイレベルなレースが見られた。昨年、福井インターハイ1500m4位入賞の長嶋幸宝(西脇工高3年・兵庫)が3分46秒86で優勝を果たした。

近畿大会の男子1500mは予選・決勝を合わせて10人が3分50秒を切る盛況。インターハイ出場を懸けた空前のレベルと言えたが、そんななかでも、長嶋の強さが際立った。

長嶋は「自分で決めたレースプラン」とスタートから飛び出し、400mを58秒で通過。800m2分00秒、1200m3分03秒と徐々にペースが落ち、残り300mで安原海晴(滋賀学園高3年・滋賀)が並びかけたが、長嶋はそれを許さない。結局、先頭を1度もゆずらない横綱レースを見せつけ、3分46秒86で快勝した。

「今日が誕生日なので、自己記録(3分44秒87)と、できれば佐藤さん(圭汰、現・駒大1年)の大会記録(3分43秒54)の更新をと思っていました。ラストはいつものキレがなかったですが、絶対に負けないぞと思い、気持ちよくゴールできました。ケガで走れない期間が長かった藤田(大智、同高3年/5位3分49秒40)と一緒にインターハイに行けるのもうれしいです」。18歳を祝う誕生日Vを喜んだ。

そんな長嶋だが、「今日は不安がありました」と決勝前の心境を明かす。というのも、長嶋が引っ張り、3分47秒48で1着になった予選1組で6位までが3分50秒切り。「後ろが離れなくて、予想していた以上にレベルが高い」と警戒感を持ち、また「レース前の流しでスピードが出なかった」ことで慎重になりかけた。

それでも走り出すと、いつもの強気を貫き、指導する足立幸永先生も「先頭を譲らず勝ち切る。やっぱり強い」と絶賛した。

大会最終日(6月19日)には、今季13分37秒46(高校歴代5位)をマークしている5000mが控える。それにも勝ち、近畿二冠をつかむことは、昨年高校中長距離に君臨した佐藤を超えるための挑戦切符になる。


<近畿高校総体男子1500m結果>

①    長嶋 幸宝(西脇工高3年・兵庫) 3分46秒86
②    安原 海晴(滋賀学園高3年・滋賀)3分47秒53
③    乙守 勇志(大阪高3年・大阪)  3分48秒13
④    嘉良戸翔太(洛南高3年・京都)  3分48秒19
⑤    藤田 大智(西脇工高3年・兵庫) 3分49秒40
⑥    田井中悠成(滋賀学園高3年・滋賀)3分49秒85

文/中尾義理 写真/佐藤真一

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