はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメントの決勝戦が22日、東京・後楽園ホールで行われ、日本同級4位の渡部大介(ワタナベ)が草野慎悟(三迫)に8回3ー0の判定勝ちで優勝を飾った。
写真上=渡部(左)の左が草野をとらえる
格下と見られたノーランカー草野の、一歩も引かない戦いが決勝を白熱させた。渡部の厳しいプレスを真っ向から受けて立ち、サウスポーから力強く左ストレート、さらに右から左と返しのパンチも繰り出す。打ち合っても体勢を保てるのは、コロナによるブランクの間もしっかり走り込んでいた証拠だ。
「大きいのを一発当ててやろう」と、硬さもあって前半ポイントを先行された渡部は、5回に狙っていた右を打ち込みダウンを奪う。この一撃で試合を振り出しに戻すと、6回からは接近戦に持ち込み渾身のラッシュ。草野も最後まで激しく抵抗したが、判定は76対75、77対74、78対73とジャッジ3者とも渡部を支持した。
優勝賞金100万円を手にするとともに、念願の日本タイトル挑戦に一歩近づいた渡部。「来年くらいにチャンスがくると思っています。そのときまでには、もっと……」と精進を誓った。
セミファイナル8回戦では、元日本スーパーバンタム級チャンピオンの和氣慎吾(FLARE山上)が川島翔平(真正)に6回2分44秒KO勝ち。昨年10月、世界前哨戦と銘打った試合で痛烈なKO負けを喫した和氣だが、再起戦となったこの夜はサウスポーからの左が冴え渡った。
右を振って前に出てくる川島に対し、和氣は軽やかなフットワークで遠い距離をキープ。2回、タイミングを合わせた左ストレートから右フックで最初のダウンを奪うと、3、4回も左ストレートでダウンを追加する。そして6回、またしても左カウンターを突き刺して4度目のダウンを奪いフィニッシュ。悪夢を払拭するような快勝で復活を果たした。
文◎藤木邦昭
写真◎小河原友信
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