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2022-07-23

北尾光司をジョン・テンタ戦の“八百長発言”でSWSが解雇【週刊プロレス昔話】

北尾光司vsジョン・テンタ

1991年4月1日、SWS神戸大会で北尾光司が対戦相手のジョン・テンタに向かって「八百長野郎!」と暴言を吐いた。

試合は開始早々からかみ合わず。北尾は場外エスケープして、本部席の机を投げるなど大暴れ。2本指ポーズで目潰し攻撃を予告すると、テンタもこれに応戦。最終的には北尾がレフェリー暴行で反則負けとなった。

試合後、北尾がマイクで「八百長野郎」発言。場内は騒然となった。これにより北尾はわずか在籍5カ月でSWSから解雇され、一時はマット界追放に。

観客の前でマイクをつかみ暴言を吐いたことで、下された重い処分。北尾は新日本でも長州力とトラブルを起こし、一般週刊誌の取材で「どうせプロレスだから…」と発言。当時の北尾は常にトラブルメーカーで、“元横綱”の看板を背負ってプロレス界にやってきたものの、まだまだプロレスの“素人”と批判されていた時代だった。

元横綱の北尾にとって元幕下力士のテンタはWWE(当時はWWF)でトップ選手になろうが、永遠の格下だったのだろう。プロレス史きってのトラブルメーカーが起こした大事件だった。

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