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2022-07-24

東京女子プロレスの遠藤有栖が地元・会津若松市の観光大使に就任「またひとつ夢ができました。ゆくゆくは駅前に私の銅像を作ってほしいです!」【週刊プロレス】

赤べこと委嘱状を手にする遠藤

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 7月22日、福島県会津若松市出身の遠藤有栖が同士の観光大使に任命された。同日には会津若松市役所・市長室での「会津若松市観光大使」委嘱状交付式に出席。その翌日には東京女子新宿大会があり、大会前に任命の喜びや今後の活動についてなどいろいろ聞いてみた。

 まずはじめに観光大使の話を聞いた遠藤は「ビックリです。え、自分が?って。そもそも推薦してくれている人がいたので、それが素直に嬉しいです」と驚きを隠せなかった模様。そもそも自身のオリジナル技に「鶴ヶ城」「磐梯山」と名前を付けるなど地元への「好きアピール」は激しく、その愛が市に伝わった形になるのだから嬉しさも一塩だ。

 観光大使としての活動自体は「市をPRする」とけっこうふんわりしている部分もあるが、本人としては「会津のいいところをどんどん発信して…私的にはもっといろんな人に来てもらって、好きになってもらって、住んでもらえるくらいにしたいです。人口を増やす、みたいな? みんなに住んでもらいます!」とビジョンはハッキリとしている。

 現在、実家は会津若松市にあるが本人は東京住み。プロレスの試合や練習、他の活動も相まってあまり帰るタイミングもないが、上京したての頃は大きく違っていた。「当時はホームシックすぎて、一週間に1回は絶対帰ってました(笑)」と言うほど。それくらい地元が好きだったし、その思いは今も変わらない。

 会津の魅力を聞くと「マイナスイオンがすごいんです。山に囲まれてて田舎なので。都会には緑ってないじゃないですか。だから自然に囲まれてると素敵な気持ちになります!」と自然の良さを猛烈にアピール。周りの人のフレンドリーさなど“田舎あるある”も止まらない。観光地で言えば技名にしている「鶴ヶ城」も忘れてはいけない、とのこと。

 10月21日には初の凱旋大会も控えており「一番近くで大々的にPRできるのは凱旋大会なので、そこでみんなにおいしいものを紹介して食べに行ってもらいたいです」と意気込む観光大使。ちなみに一番食べて欲しいものは、今回の推薦者が経営している「白孔雀食堂」のソースカツ丼で「ここはマジでおいしいんです」と力説。また、プロレスバー「INFINITY」も行ってほしい場所のひとつだ。

「観光大使になったのはもちろん嬉しいんですけど、だからって特別変わることはなくて…でも、もっと自分も知らないことがあるから、今回をきっかけに会津について勉強しようって気持ちになってます。そして、もっともっとPRしていきたいです!」

 最後に、遠藤は大きすぎる目標を語ってくれた。

「ゆくゆくは駅前に私の銅像を作ってほしいです! 白虎隊の横でこの(リングコール時のサムズアップ)ポーズしますよ(笑)。またひとつ夢ができました!」

 “笑顔で人を救う福島の会津っ娘”が会津若松市の観光大使として今後何をしていくか、そしてどうやって地元への愛を形にして還元していくか。リング上の動向とともに、「プロレスラー」ではなく「観光大使」の遠藤有栖にも注目しておきたい。

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