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2022-10-16

「俺がやっててつまんないんだから、お客さんは当然つまんない」…全日本のマッチメークに川田利明が警鐘【週刊プロレス昔話】

怒りの川田

1993年2月21日、全日本の東京・後楽園ホールで川田利明が問題提起した。

この日、川田は三沢光晴&菊地毅とのトリオで、田上明&渕正信&小川良成と対戦。試合後に川田は「つまんないよ。俺がやっててつまんないんだから、お客さんは当然つまんないよな」と切り出し、「俺がお客さんだったら(いまのカードは)もう見たくない。たしかに試合内容は大切だけど、カードを見たときにお客さんが会場に行ってみたいと思うカードがなかったら、やっぱり離れて行っちゃう」と公然とマッチメーク批判をブチかましたのだった。

ジャンボ鶴田の欠場で“大きな敵”を失った心理状態も一因にはあったと見られるが、極めて珍しい発言となった。

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