ランニングアプリのライブランの「瀬古利彦のフレフレ!2022」は、ホストの瀬古さんがゲストを招いておしゃべり&生実況をするイベントだ。10月9日(土)のゲストは レスリング指導者の吉田沙保里さん。女子レスリング個人で世界大会16連覇、個人戦206連勝を記録し、「霊長類最強女子」の異名を持つ。瀬古さんとはともに三重県の出身で、付き合いは長い。気心の知れた2人のライブは、終始笑いにあふれていた。
スポーツをしているのかという瀬古さんの質問に、「運動はやっていません。たまに至学館で教える時にレスリングをしています」という吉田さんの話でトークはスタートした。
「走るのは苦手で、ランニングはしません。現役の時(のトレーニング)は、瞬発系が多く、ダッシュとかインターバルなどが多かったです。試合が3分なので1kmも走れません。楽しく走るコツを教えてください」
吉田さんのこの問いに対して瀬古さんは…。
「楽しく走ったことはない。恥ずかしくて、隠れて走っている。見られたくないから。世界一美しいフォームを言われたが、今は見せられない」
リアルタイムで走行距離などが表示されるライブランのシステムに興味津々の吉田さん新しい趣味としてギターを弾いていること、時間がある時にはクッキーを焼いていること、相撲とレスリングと柔道の強さの違い、吉田さんがフルマラソンの完走と富士山登頂を考えていることなど、話題はどんどん変わっていった。
「瀬古利彦のフレフレ!2022」の名物企画、「どっちがいい?」は、吉田さんがこしあん、瀬古さんがつぶあん。参加ランナーの投票で多いほうが勝ちとなる。
「こしあんはツルッとしておいしい。(三重県の名物)赤福はこしあんの量が多い。ツルッとしたこしあんが好き」と吉田さんが言えば、「豆が好き。小倉アイス、かき氷、つぶあんが喉を通過する時がいい」と瀬古さんが応じた。
そのあとも吉田さんが大切にしている言葉が「夢追人」、ガリガリくんの好きな味は梨、毎日半身浴をしていること、ビーチレスリングの話題などが続いた。
そうこうしていつうちに40分となり、ランニングが終了。二人は参加者とzoomでリアルな交流を楽しんだ。
最後に好きな男性のタイプを瀬古さんが聞くと「男らしい人。守ってほしい」と吉田さん。クッキーとともに乙女系の一面を垣間見せた。ちなみに「どっちがいい?」は、吉田さんのこしあんが圧勝だった。
「瀬古利彦のフレフレ!2022」は、12月24日に箱根駅伝で活躍した柏原竜二さん、12月25日にマラソン選手の谷川真理さんをゲストに迎えて開催される。
ランニングを終えた参加者とzoomでコミュニケーションを図った
ランニングマガジン・クリール 2月号(Courir No.241)