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2023-07-06

新間寿会長は「一周忌10月にアントニオ猪木を偲ぶ会を開きたい」と明かす! 初代タイガーマスクも「必ずカムバックしてみせます」と約束【週刊プロレス】

初代タイガーマスク

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昨年10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの一周忌記念イベントを10月に東京で開催すべく動いていることが明らかになった。これは7月2日、大阪・コミ協ひがしなり区民センターで開催されたストロングスタイル・プロレスの大会に来場した新間寿会長が、リング上からのあいさつで明かしたもの。

第4試合(ジャガー横田、Sareee組vsハイビスカスみぃ、花園桃花組)終了後の休憩明けに初代タイガーマスクとともにリングに登場した新間会長は、「昨年10月13日、悲しむべき日を迎えました。われら新日本プロレス、昭和の新日本プロレスの者は、涙乾く間もなし。今年の10月13日に、タイガー、藤波とともに、亡きアントニオ猪木の思いとともに、プロレスファンの長年にわたり、このように大会を開いてくれているこの人々とともに、アントニオ猪木を偲ぶ大会をと考えております」と伝え、「アントニオ猪木という人は、私たちにとっては、この6m40(cm四方)の中の神でございました。その中でアントニオ猪木が一番思いをかけていたのは、タイガーマスクと藤波辰爾でございました。私とともに、昭和、平成、令和と3世代にわたり、アントニオ猪木の足跡というものを、世界あらゆるところで、多くの人々の称賛を受けました。私たちタイガーマスクと“ドラゴン”藤波辰爾は家族とともに、今年の一周忌(にあたる)10月、東京において、アントニオ猪木を偲ぶ会を開きたいと思っております」とあの独特の“新間節”で披露した。

続いて、「アントニオ猪木こそ、わたくしにとっては神である。その神の名を継ぐ者が、アントニオ猪木の下で、アントニオ猪木とわたくしが名付けたものは、闘う神、“闘神”という言葉でごさいました。それがここにいるタイガーマスクございます。タイガーマスク、藤波辰爾……アントニオ猪木が作り上げたこの2人の神とともに、今年の10月は多くの人とともに、アントニオ猪木とともに生きてきた数十年にわたるこの思い出というものを(偲びたいと思います)。そしてこのリングの中で、今一度、タイガーが復活して(その姿を)見たいと思うのは、わたくしだけではないと思います。佐山さん、もう一度リングの中で、あなたの闘いを見たく思っているこの全員の気持ちを察して、1日も早く6m40のリングの中に、タイガーマスク、カムバックしてください」とカムバックを要請。

パーキンソン病の疑いで闘病中の初代タイガーは「カムバックします」と力強く答え、「私は明日(7月3日)から鳥取の方に行って、最新の治療が見つかりましたので、そこに懸けて、3日間の合宿を組んで治療してまいります。その結果、皆さんのために思い出を、私がタイガーマスクとして動いた思い出をかみしめながら、必ずカムバックしてみせますので、皆さん、ご期待ください」と宣言した。

リングを下りた新間会長は「アントニオ猪木は誰のものでもない。私だけでなく東京スポーツ、週刊ファイト、プロレス(月刊、週刊)、ゴング(同)の協力、そしてファンの皆さんの声援、応援でアントニオ猪木というものは作られた。だから誰のものでもない」と記者に語った。

橋爪哲也

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新日本プロレス50年物語第1巻 昭和黄金期 | 週刊プロレス powered by BASE

四六判並製/288ページ【『新日本プロレス50年物語』シリーズとは?】新日本プロレス50年の壮大な歴史を3つの時期に分け、それぞれの時代をよく知る3人の筆者が三者三様の視点から出来事の背景やドラマを掘り下げる。歴史を読む!全3巻。【『新日本プロレス50年物語 第1巻 昭和黄金期』の内容は?】新日本誕生の1972年(昭和47年)から飛龍革命勃発の1988年(昭和63年)まで。『週刊プロレス』でおなじみのプロレス評論家・流智美氏が、学生時代からプロレス・ライター時代に至る折々において、自らの人生に「新日本プロレスの出来事や事件がどのような衝撃と影響を与えてきたか」を書いた“新日本体験記”。ファンとして多くの会場に足を運び、記者として多くの選手に接してきた筆者ならではの目撃談、証言が満載。昭和新日本の試合・会場・報道の様子や、当時の息吹が体感できる。【第1巻のもくじ】1章 猪木の黄金時代!(1972年~1977年)1972年(昭和47年)一流外国人はいなくても、団体としてのパッションだけはたしかにあった1973年(昭和48年)坂口、シン、星野、外国人勢…選手の質・量が一挙にスケールアップ!1974年(昭和49年)S・小林戦、大木戦…レスラー・猪木の「心・技・体」が頂点を極める!1975年(昭和50年)スーパー名勝負「猪木vsロビンソン」に出会えた幸せ1976年(昭和51年)異種格闘技戦は、レスラー・猪木の分岐点に。「名勝負の時代」から「好勝負の時代」へ 1977年(昭和52年)猪木vsモンスターマンは、「プロ格闘技」という新しい闘いのスタイルを生み出した!2章 新日本の黄金時代!(1978年~1983年)1978年(昭和53年)ジュニア戦士・藤波が「ポスト猪木」の座を射止める1979年(昭和54年)3団体参加の「夢のオールスター戦」が新日本の独壇場と化した!1980年(昭和55年)「昭和新日本の黄金時代」は、WWFとの蜜月関係抜きには語れない1981年(昭和56年)看板ベルト一斉返上とIWGP構想に戦々恐々1982年(昭和57年)猪木だけじゃない。藤波、タイガー、長州らがいる!「新日本黄金時代」がピークを迎える1983年(昭和58年)力道山時代を超越した! 「第1回IWGP」狂騒曲3章 日本人の戦国時代!(1984年~1988年)1984年(昭和59年)大量離脱が起きても揺るがない新日本の底力に脱帽1985年(昭和60年)ブロディとの「一期一会」にまつわるバーバラ夫人の貴重な証言1986年(昭和61年)UWFに始まり、前田に終わる。「格闘技」というジャンルが派生!1987年(昭和62年)「初代IWGPヘビー級王者」は3度も決められた! 1988年(昭和63年)昭和最後の年、藤波が猪木に対して見せつけた圧倒的な自信【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、通常3~5日でのお届けとなります。

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