サイコ・クラウンが殺人医師3世戦へ意気込む「GHCナショナルのベルトを奪い、NOAHの強豪たちと防衛戦を重ねる」【週刊プロレス】

NOAH9・24名古屋大会でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJrの持つGHCナショナル王座に挑戦するメキシコAAAのサイコ・クラウン。日本のプロレスファンにはなじみがないかもしれないが、現地での人気は日本では想像できないほどで、間違いなく近年のルチャ・リブレを支える代表的な一人だ。そんなサイコを日本滞在中の9月16日に直撃インタビューをおこなった。（週刊プロレス2023年10月4日号No.2265掲載／取材＝週刊プロレス・井上光）。

──NOAH9・9新宿大会でGHCナショナル前哨戦を闘った感想は？

サイコ　父のブラソ・デ・プラタはこの素晴らしい国で何度も試合をしていました。メキシコに帰ってくると日本という国、そして人々がどれだけ素晴らしいのかよく話してくれました。だから私は小さい頃からいつか日本で試合をしたい。レスラーになってからはNOAHという素晴らしい団体で試合をしたいと思うようになっていました。実際に試合をしてみて夢が叶ったと実感しています。試合をするチャンスを得られたということに感謝すると同時にもっとここで試合をしたいと思っていますし、前哨戦で闘ってみて、GHCナショナル選手権への意欲がますます高まりました。

──ワグナー選手との一戦をNOAHでやる意義は？

サイコ　（2017年8月、メキシコで）彼のお父さん（ドクトル・ワグナーJr）とはマスカラ・コントラ・マスカラというとても重要な試合をして私がマスクを手に入れました。その息子との抗争をここNOAHで実現させることに意味があるし、激しい闘いになるでしょう。

──NOAH9・24名古屋大会のGHCナショナル選手権はどんな試合になる？

サイコ　彼はベルトを守りたいだろう。でも私は彼からそのベルトを奪い、メキシコ…いや、世界中に見せつけたい。NOAHにいる強豪たちと防衛戦を重ねるために何度でも日本に来たいと思っています。名古屋では最高の試合を見せますよ。

──現在日本に長期滞在している感想は？

サイコ　私は日本の文化や人が大好きですので、とても嬉しく思っています。私だけじゃなく、家族のことも歓迎してくれて、子供たちもNOAHの試合を見て感激してます。大きくなったらここで試合をしたがっています。

──日本のファンにメッセージを。

サイコ　NOAH9・9新宿大会ではたくさんの声援ありがとうございました。次の試合でも皆さんに応援してもらえたら嬉しいです。ジムでしっかりトレーニングもしてますし、NOAHでの試合に全力で臨む準備は整っています。MUCHAS GRACIAS HERMOSO PÚBLICO DE JAPÓN YPRO WRESTLING NOAH.（素晴らしい日本のファンの皆さん、NOAH、本当にありがとうございます）