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2023-12-31

ジャイアント馬場が残した王座防衛回数の歴史的大記録【週刊プロレス昔話】

PWF王者・馬場は無敵の王者として君臨。世界の強豪からベルトを守り続けた(写真は1973年9月13日、ハーリー・レイス戦)

「週刊プロレス」40周年を記念し、70年以上に及ぶ日本プロレス史を彩ったチャンピオンたちの足跡と記録を一挙掲載した決定版書籍『日本プロレス歴代王者名鑑 ヘビー級シングル編①』(ベースボール・マガジン社)が好評発売中だ。

 ジャイアント馬場は1972年10月に全日本プロレスを旗揚げするや、団体の看板タイトルであるPWF世界ヘビー級王座を創設した。初代王者に就いた馬場は、ドリー・ファンク・ジュニア、ハーリー・レイス、フリッツ・フォン・エリック、ジン・キニスキー、ぺドロ・モラレス、テリー・ファンク、ジャック・ブリスコ、ディック・ザ・ブルーザー、ボボ・ブラジル、ブルーノ・サンマルチノ、ビル・ロビンソン、アブドーラ・ザ・ブッチャー…など世界のそうそうたる超強豪を相手に防衛街道をバク進。

1978年、キラー・トーア・カマタに敗れるまで5年間で38回の連続防衛記録を築いた。これは、それまでの日本マット界の記録…国際プロレスのIWA世界ヘビー級王者ストロング小林が残した25回を大きく上回る快挙だった。

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