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2024-02-09

【しゅりんぷ池田のカード春秋】ルーキーエディションで父子カードが実現

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CR8 度会博文(ヤ)×度会隆輝(De)
CR8 度会博文(ヤ)× 度会隆輝(De)/2024BBMベースボールカード ルーキーエディション

毎年恒例の新人選手たちを特集したベースボールカード、「ルーキーエディション」が2月末に発売となります。そのシリーズに2021年から「CLOSERELATIONSHIP」というインサートカードがあります。同じ高校、大学出身の選手をカップリングさせるという企画です。

昨秋のドラフトでは東都大学野球連盟の7投手が1位指名され“東都7人衆”と話題を呼びましたが、1枚のカードの中に7名を入れるのはさすがに難しく、今回は西舘勇陽、西舘昂汰、草加勝、武内夏暉の4名が「東都大学」の名の下にカード化されました。残る下村海翔、常廣羽也斗は中島大輔も併せて「青山学院大」で、細野晴希は石上泰輝とともに「東洋大」としてまとめられ、カードが制作されています。

今回のカードで最注目なのが、度会博文&隆輝父子のそれです。「CLOSERELATIONSHIP」は「近しい関係」との意味ですが、これほど近しい関係はないでしょう。親子でともにドラフト指名を受けたのは育成指名を除くと、史上17組目なのだとか。

こういう珍しいケースですから父子のカードを作ろうとなったのですが、果たして父・博文の入団時の写真があるのか? 同氏がドラフト指名されたのは93年秋で、当時だとカメラが押さえているのはドラフト1位の選手のみで、3位指名の同氏の写真があるのか心配されたのですが、探してみると入団会見当日に当時の野村克也監督と握手している写真を発見! 同監督が個々の選手と握手していたため、その写真が残されていたのでした。こういう面白いカードは今後も続くといいですね。

(週刊ベースボール2024年2月12・19日合併号 掲載記事再編)
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