前年度覇者To-yが見据えるのは王者クリス・ブルックス「前よりも立ち上がる気持ちが明らかに違う」【D GENERATIONS CUP2025インタビュー】

DDTの若手によるリーグ戦「D GENERATIONS CUP（DGC）」。優勝者はKO-D無差別級王座への挑戦権を獲得する。今回は前年度覇者のTo-yに話を聞いた。

To-y　DGCの枠にとどまらないくらいの強さを今回のDGCで見せつけたいなって思ってて。来年あったとしても、もう僕は今回で卒業するくらいの気持ちの勢いでやっていきたいです。ここでの争いをずっとずっとやってても何にもならないんで。もう1個先に行くために、それこそ今回優勝したらKO-D無差別級挑戦があるんで。優勝して、品川大会でシングルしてまだ残っている気持ちをクリスさんにぶつけたいなと思ってます。

――やはり、タッグ王者になったことで、KO-D無差別級への思いもより強くなったのでしょうか？

To-y　もともと前回のDGCもそのつもりではいたんですけど。でも今回の方が強いっすね。その気持ちは、クリスさんと闘ってなんか自分でも闘えるなっていう。ボコボコにはされましたけど、やっぱり前よりも立ち上がる気持ちとかがもう明らかに違うので、取れないものじゃないというのは思います。ありがとうございます。

――この1年を振り返ってみて

To-y　ずっとギリギリのところで何も取れないのが続いてたんですけど、やっぱり自分の中では気持ちの変化が大きいなと思って。結局強くないと終わりなんで。この先も気持ちが崩れたらもう終わりなんで、その強さがつきました。

――意識する選手はいますか？

To-y　いや、特には。めっちゃ意識するっていう選手はいないです。言ったら違うブロックの人とも闘いたかったな。でも、意識する選手はこの人っていうのはいないですね。もう全員 同じくらいの意識のレベルでいきますから。

――闘うライバルですが、仲間でもある？

To-y　そうですね。僕らは（KO-D）10人タッグとかも取って。友達ばっかなんですけど、だからこそやり合えるというか。仲良しだからこそ殴り合える。信用して本気で殴り合える。その友達たちを潰したいなって思ってます。

――最近のTo-y選手のマイクはすごく伝わるものがありますが、秘訣はありますか？

To-y　一番は隠さなくなったっていうか。うわ、これ言おうかなとかじゃなくて、もう思ったことを言う。自分の今、思ってる気持ちをもうそのまんま言うっていうことしかしてないですね。それが1番かもしれない。なんかちょっとした迷いがなくなったみたいな感じです。

――最後にメッセージをいただけますか？

To-y　DGC、見に来てください。カモーン！