海老久美子(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)
※写真上=アップルチーズケーキ
写真◎ベースボール・クリニック
◎補食
<材 料>(球児4人前)
・ホットケーキミックス……150g
・牛乳……100㏄
・卵……1個
・りんご……中1個
・クリームチーズ……80g
・レーズン……40g
・素煎りアーモンド……50g
・レモン汁……大さじ2
・ラム酒……適量
<作り方> 約40分
1)アーモンドは適度に砕き、レーズンはラム酒に漬けておく。りんごとクリームチーズは小さなサイコロ型に切る。
2)ホットケーキミックスに、卵、牛乳を入れ混ぜ、(1)とレモン汁を加え、ざっくり混ぜる。
3)炊飯器の釜に(2)を入れ、炊飯モードで加熱する。
<Point!>
! 卵がない場合は、牛乳を50cc多めにすればOK。
! 加熱が足りないときには、もう一度炊飯モードに。
<栄養量>(球児1人分 ※1/4個分)
エネルギー 414kcal
タンパク質 9.9g
脂質 17.3g
糖質 58.9g
カルシウム 125.4mg
マグネシウム 51.6mg
鉄 1.1mg
ビタミンA 85.3μg
ビタミンD 0.39μg
ビタミンB1 0.12mg
ビタミンB2 20.25mg
ビタミンC 14mg
食物繊維 4.1g
<Pickup栄養素>
マグネシウム
ナッツやドライフルーツに多く含まれるマグネシウムは、カルシウムとともに球児の骨や歯を強化する。カルシウムとマグネシウムのバランスは2対1が理想とされている。
今回は、練習が再開し体づくりのトレーニングも本格化したいま、ぜひ取りたい補食のメニューを紹介しよう。
使う器具は炊飯器。材料をすべて炊飯器に投入し、スイッチを入れるだけで出来上がるので、選手自身で作ってみるのもいいだろう。
ホットケーキミックスに、いまが旬で食物繊維の多いりんご、カルシウムとタンパク質が豊富なチーズ、ミネラル源のレーズンとアーモンドを加える。栄養価がアップするだけでなく、歯応えのある食感を楽しめる。
体づくりというとタンパク質に注目しがちだが、ミネラルも忘れてはいけない。
骨の強化になるのはもちろん、体の組織を健全に保つためにもその力が必要。ケガや風邪の予防にもつながる。
レーズンなどのドライフルーツ、アーモンドをはじめとするナッツは、ミネラルの宝庫。
お菓子を食べる代わりに、ドライフルーツやナッツを少しでも食べることをおすすめする。ミネラルのような微量栄養素は、チマチマでも欠かさず摂ることが大切だ。
《PROFILE》
海老久美子(えび・くみこ)
立命館大スポーツ健康科学部副学部長。管理栄養士、公認スポーツ栄養士、博士(栄養学)。全日本野球協会医科学部会委員。JOC強化スタッフ。ジュニアからトップまで、各種目のアスリートへの実践的な栄養教育・サポートを実施。著書に『野球食』『野球食Jr.』『野球食のレシピ 』『女子部活食』(小社刊)などがある。
文責◎ベースボール・クリニック
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