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2020-09-15

【陸上】ナイキの最強厚底シューズに新色が登場。大迫「さわやかな色合い」鈴木「気持ちが上がる」

2020年に入り、世界中のロードを席捲してきた「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」に新色が誕生。色鮮やかなオレンジ系のカラーリングで、自己記録アップを目指せ。

上写真=発売済のブラック×エレクトリックグリーンの重厚なイメージから一転、鮮やかなカラーリングに
写真/Nike

 今年3月の東京マラソンで大迫傑(Nike)が日本新記録(2時間05分29秒)樹立時に着用した「ナイキ エア ズーム アルファフライ ネクスト%」(以下、アルファフライ ネクスト%)。その新色の新発売にあたり行われたリモート発表会には、大迫傑(Nike)と鈴木亜由子(日本郵政グループ)の東京五輪マラソン代表2名が参加し、その感想を述べた。

「アルファフライ ネクスト%」というとブラックとグリーンの重厚なイメージだったが、新色は、発色が鮮やかなオレンジ色に近いカラーリングの「ブライト マンゴー」。大迫は「自分のユニフォームはシンプルなものが多いので、さわやかな色合いで映えるので、個人的には好きな色です」と言い、鈴木も「赤などの暖色系のカラーが好きなので、非常にモチベーションの上がる色だと思います」と、ランナーのテンションをレース前からアップさせてくれるカラーリングのようだ。

「アルファフライ ネクスト%」は、丸い形状のズームエアポッドが2個、前足部のソールに搭載され、高いクッション性およびエネルギーリターン(反発力)を生み出すのが特徴。レースにおいても「比較的後半まで脚(の体力)を残せるし、東京マラソンのときも30~35kmくらいでペースが上がったときも付いていけました」と大迫もその効力を実感。鈴木はレースでの着用はまだないが、「練習で着用したときの感想は、(以前着用していた)ヴェイバーフライ(ネクスト%)より安定感がある」と好印象を受けている。

 値段は30000円+税。発売は、9月18日(金)より、NIKE.COM、NRC アプリ、NIKE アプリと一部のナイキ直営店にてメンバー限定で発売し、その後9 月25 日(金)に一般発売が開始となる。

 また、ブライト マンゴーのカラーリングは、ナイキのズームが搭載されたその他のランニングシューズにおいても採用され、10月15日(木)から一般発売される予定だ。

 いずれのシリーズも、人気が出ること間違いなさそうだ。

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