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2021-09-01

「QBとして林は高田鉄男に匹敵した」橋詰監督が語った日大フェニックスの2年半

日大フェニックスを再建した橋詰さん。次のステージでも活躍を期待したい

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高田とホワイトで感じた日米の差

――アメリカのフットボールはご覧になりますか。

橋詰 参考にという点では、カレッジをちょこちょこ見るくらいですね。NFLは凄すぎるので。

――今回ドラフトの特集を作るので、アメリカの大学生の動画などをたくさん見ていろいろ調べています。100m10秒台の選手とか普通にいます。

橋詰 そうなんですよね。100m10秒台の選手が25ヤードくらい全速力で走って、ピタッと止まって、そこにライナーでビュッとパスが来る。すぐ横にディフェンスいるけれど、こっち側にパスを投げたら通る。それは日本人にはちょっとできないです。

 鉄男を1回オクラホマ大へ連れて行きました。NCAAのルールもそれほどうるさくなかったので練習に入れてくれたのです。QBジェイソン・ホワイト(2003年ハイズマン受賞者)と一緒に練習させた。とても風の強い日でした。2人でキャッチボールしましたが、ホワイトのボールがビュッと来るのですが、鉄男の球はヘロヘロっといって…。

――高田さんは日本人では強肩です。

橋詰 でも、ホワイトと比べるとまったく違いました。それがNFLはもっとすごい(ホワイトはNFLでは成績を残せず)。ちょっと参考にならないなと。言ったらあかんのかもしれませんが、僕は今の日本の大学で、NFL選手が育つとは思わないですね。

――ライスボウルが変更されるなど、日本の大学生が外国人と戦う機会はむしろ減りますね。

橋詰 今の社会人と学生では、イコールな試合ではないので、試合に向けた準備が楽しくない、モチベーションがわかないという意味では、なくなっていくのは仕方ないんかなと思います。そうなると、今後は大学の中に米国人選手を入れていくことを考えないといけないのではないでしょうか。

――ほかの競技はやっていますよね。ラグビーとか。

橋詰 そうですね。それを悪いことのように言われるのも違うなと思います。

小座野容斉

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