「中嶋勝彦のビンタには愛を感じた」清宮海斗が語るNOAHvsDDT対抗戦3試合【週刊プロレス】

11日、NOAHの清宮海斗が「サイバーファイト・フェスティバル2022」6・12さいたまスーパーアリーナ大会に向けたツイッター「スペース五番勝負～さいたまへの道～」を完走した。

6日、7日、8日、10日と異なる聞き手を相手にサイバーフェス6・12さいたま大会への思いを語り、最終日も約1時間にわたってインタビュー。同大会で3試合組まれているNOAHvsDDTの対抗戦について清宮が見解を述べた。

拳王vs佐々木大輔のノーDQマッチについては「拳王の気持ちや発信力は強み。拳王はめちゃくちゃ強い。タフ。どれだけやっても倒れない。何でも来いって強い気持ちがある。何でもできる選手。どこからくるかわからない。打撃系の選手は1つの武器を信じてやるって感じだけど、拳王は全然そんな感じはない。リング全体を見てる。どれだけ過激なことが起こるのか…」と言及。遠藤哲哉＆秋山準＆樋口和貞vs中嶋勝彦＆小峠篤司＆稲村愛輝については、中嶋が会見で小峠、6・5長岡で稲村を張り手でKO。身内に強烈な喝を入れて、対抗戦に臨むことになったが、この一戦について清宮は独自の見解を展開した。

「愛を感じましたね。昔、中嶋選手にご飯に連れて行ってもらったりしたんですよ。根本は変わらないと思います。NOAHに入ったからには闘いなんだって気持ちが強い方。これはケンカ。本当にやるしかないっていう愛情みたいなものなのかなって。

だらしないって言葉は自分にも刺さった。自分も何度もチャンスがありながらも、それをつかみ取れてない。その中でさいたまでロブ・ヴァン・ダム選手との機会をいただいた。あのビンタを見て、自分にも刺さりましたね。上から喝を入れてもらってる状況を変えたい」

さらに、清宮は本戦第1試合でおこなわれる岡田欣也＆藤村加偉vs小嶋斗偉＆高鹿佑也が「一番に気になる」と発言。6月2日の会見で岡田は「一緒に道場でいい汗を流しませんか？」とDDT勢に要求。小嶋に「嫌です」「行くのが面倒くさいです」と断られたが、ある意味でそのひと言で若手対決に火をつけた。

「岡田があそこまで会見で自分を出した。普段の岡田はあまり気持ちを出さないけど、新しい岡田の一面が見えて、この試合どうなるかって楽しみです。彼らは毎日、絶対に上がってやると思ってるので、そういう試合が見たいですね」

佐々木が拳王のYouTube生中継に乱入しスタンガン攻撃を決めたり、NOAH6・8後楽園大会に秋山らが乱入して、中嶋＆拳王と舌戦を展開したりするなど戦前から両団体は火花を散らしている。「サイバーファイト・フェスティバル2022」6・12さいたまスーパーアリーナ大会ではどのような結末になるのか…。