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2022-09-02

地獄絵図か!? アブドーラ・ザ・ブッチャーが電気イス刑で病院送り! 飛び散る火花、立ち込める硝煙…【週刊プロレス昔話】

電気イスに座らされたアブドーラ・ザ・ブッチャー

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1991年10月27日(現地時間)アメリカ・テネシー州チャタヌガのUTCアリーナで開催されたWCWの大会「ハロウィン・ヘイボック'91」で“電気イスKO”8人タッグ金網デスマッチがおこなわれた。

試合はスティング&リック・スタイナー&スコット・スタイナー&エル・ヒガンテvsビッグバン・ベイダー&アブドーラ・ザ・ブッチャー&カクタス・ジャック&ダイヤモンド・スタッド(スコット・ホール)という夢のようなカード。リングを囲う通常の金網の中に小型の金網をリング上にもう一つ設置。その中では電気イスが“空席の主”を不気味に待ち構えている。電気イスに相手チームの1人を強引に座らせ、スイッチが入った場合、自軍の勝利が決定するという超拷問マッチだ。

ベイダーとスティング&スタイナー兄弟の正面激突、ブッチャーvsヒガンテの未知なる遭遇も新鮮。ベイダーとブッチャーが同じチームというのも日本ではまず考えられない。

試合は8人が入り乱れるケンカマッチ。1万1000人の観衆が乱戦を見守る中、ブッチャーがスタミナ切れ。そこをスコットが見逃さなかった。ブッチャーを電気イスに座らせると、本来味方チームであるはずのスタッドが相手が座ったと勘違いして、誤って金網のドアをロックして、ブッチャーの座る電気イスに電気が流れた。

飛び散る火花。立ち込める硝煙。地獄絵図だった。試合後、ブッチャーは病院へ急行。どうにか意識を取り戻した。

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