早くも今季第8週を終えた、アメリカンフットボールの世界最高峰、米NFL。NFC、AFCいずれも、イーストの各チームが好調。コマンダーズとペイトリオッツが勝ったことで、東地区には負け越しチームがいない状況となっている。各試合で起きたことを振り返ってまとめた。
浮き沈み激しいベンガルズ
ベンガルズ●13-32○ブラウンズ
ベンガルズは、「ジキル博士とハイド氏」のようなフットボールを続けている。先週はQBジョー・バロウがパス459ヤード3TDの活躍でファルコンズに快勝した。しかし、今週のマンデーナイト、バロウは強力なブラウンズディフェンスに5サックを浴びせられて完敗した。
3Qの途中段階で、ブラウンズが25-0と一方的にリードする展開のプライムタイムゲームには、NFLも頭が痛かったのではないか。
ベンガルズは、大学時代からのホットライン、ジャマー・チェイスが負傷欠場したのが敗因だが、過去4シーズンで3回1000ヤードのエースRBジョー・ミクソンの起用法など、他にも問題はある。
長いシーズンの中では負傷者など不測の事態も生じうる。いつもバロウのパスが決まるわけではない。オフェンスが上手く行かないなりに、勝つ方法を確立しないと、2年連続のスーパーボウルは遠ざかっていく。
ブロンコス○21-17●ジャガーズ
ジャガーズにとって好例となったロンドンゲーム。ブロンコスは、10月に移籍してきた32歳のベテラン、ラタビアス・マレイが残り逆転ランTDを決めた。
パンサーズ●34-37○ファルコンズ
延長オーバータイムの熱戦は、ファルコンズが韓国人Kクー・ヨンフェの決勝FGで勝ち切った。パンサーズはQBのP.J.ウォーカーがパス317ヤード1TD、RBディオンタ・フォアマンがラン118ヤード3TDと奮闘し、今季最高の34点を奪ったが、届かなかった。
ベリチックが歴代単独2位の325勝
ペイトリオッツ○22-17●ジェッツ
ペイトリオッツは先発に復帰したQBマック・ジョーンズが6回サックされながら奮闘した。ビル・ベリチックHCがジョージ・ハラス(元ベアーズ)を抜く、通算325勝で単独で歴代2位となった。ペイトリオッツは地区最下位ながら4勝4敗。NFCと同じく、AFCもイーストには負け越しチームが存在していない。
【小座野容斉】
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