2019年1月から始まった「BBMカード選手権」も、丸1年、走り続けることができました。読んでくださった皆様のおかげです。ありがとうございます! 月に一度、BBMのベストカードを選ぶこの連載、12月は人気のタイムトラベルシリーズ最新版となる1985年、そしてこちらも完売必至のGloryの登場です!
◇BBM CARDS MONTHLY CHAMPIONSHIPとは?◇
この「BBMカード選手権」は今年からスタートした連載。毎月リリースされるBBMカードをミント立川店の高橋高弥店長が月ごとに分析し、独断と偏見で最も素晴らしいカード、つまり「MVC=Most Valuable Card」を認定するコーナーです。
もしも〇〇年にBBMカードがあったなら…。
BBMベースボールカードは1991年が最初だったので、それ以前の年度でカードをつくるというコンセプト、毎回楽しいですよね。今回は阪神タイガースが日本一に輝いた1985年!
カードに使われている素材は普段のカードとは異なる紙質で、色味やデザインもあえてノスタルジックなテイストに仕上げられているのが面白いんですよ。裏面のコメントで「1985年当時にカードが作成されている」という設定をきちんと守っているところにもこだわりを感じます。例えば、カードNo.60熊野輝光の場合「昨夏のロス五輪で金メダルを獲得した~」と、1984年のロス五輪があたかも1年前に開催されていたという表現で紹介しています。細かいけれどこの凝りよう! しかも、1986年以降の情報を入れずに作成するわけですから、とても大変だったのではと想像できます。
サブセットの球界回顧、惜別球人でも、その充実度にびっくり! まるで新聞記事をそのまま読んでいるかのような豊富な情報量で、当時のプロ野球界を知らない世代のカードファン、プロ野球ファンでも楽しめる内容となっています。
そして毎回楽しみにしているのは、世相カード。その当時の流行や時の人などがカード化されていますが、今回はドラマ「スクールウォーズ」で主題歌を担当した麻倉未稀、ラグビー新日鉄釜石が日本選手権7連覇を達成した際の中心選手である松尾雄治、甲子園でのランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布によるバックスクリーン3連発を実況した植草貞夫アナウンサー、そして新型車両としてデビューした100系新幹線、という4種類。これまでMr.マリックやゴレンジャーなど変わり種ともいえるカードが収録されてきましたが、今回の新幹線も見た目のインパクトでは過去の世相カードに引けを取りません! 新幹線以外の3種では直筆サイン版もあるので、注目ですよ。
テーマである1985年に生まれた選手が収録されているのも遊び心の表れですね。大谷智久、村田透、宮西尚生、内竜也、成瀬善久、桑原謙太朗がピックアップされています。通常のレギュラーカードとは異なり、あえてアップめのトリミングと明るめの配色で勢いを感じるデザインです。
当時のタイトルホルダーを対象にしたインサートカードも、すっかり名物ですね。今回は17名18種で、パラレル版として赤箔仕様の30枚限定版もありますので、集めがいも十分です!
そして、今回の直筆サインカードも高評価続出! バース、掛布、岡田の阪神クリーンアップトリオを筆頭に、江川卓、村田兆治、福本豊ら当時のトップ選手もラインアップされていて、さらには王貞治が監督として巨人のユニフォーム姿で収録されているんです! ボックスから1枚以上の割合で出現し、運が良ければ1ボックスから2枚も!?
令和の時代にいながらにして、昭和の時代へとタイムトラベルしているかのような感覚を味わえる唯一無二のカードシリーズは、ボックスが前年までの税別8000円から6000円へとプライスダウンされており、より多くのお客様にお楽しみいただける仕様となっています。お正月にご家族でワイワイ楽しみながら開封するのも楽しいかもしれませんね!
☆この1枚!☆
レギュラーカード No.42 秋山幸二
2019年のBBMカードを締めくくるのがこちら! すっかり年末の定番アイテムとなった超高級版の「Glory」です。
ボックスに封入されているのはたった6枚のカードなのですが、そのいずれもがシリアルナンバー入りのインサート仕様で構成されているんです。今回は若手が中心のラインアップとなっていますが、それだけ未来への輝ける希望があふれたカードになっているということですよね!
レギュラーカードは各球団3選手の36種類。100枚限定の金箔版、80枚限定のフレッシュウォーター箔版、30枚限定のホロ箔版と3パターン。表面にラメが入っていますから、メーカーから公表されているイメージ画像より実物のほうが数段カッコいい仕上がりになっているのです!
そして、ハイグレードインサートカードはこれまで以上に注目していただきたい! 黒い和紙に金箔を贅沢にあしらった新インサート「MIYABI」は見た目の豪華さだけでなく、選手の写真部分にニス加工が施されているので、独特の質感が楽しめるのです。
さらに、BBMの技術の粋を詰め込んだ「GLORIOUS 3D」が昨年からさらにパワーアップ! 直線を渦巻き状に並べており、眺めているだけでカードの中に引き込まれてしまいそう…。3Dカードとしてのクオリティは世界最高レベルにあると断言しても良く、実に40階層の3D構造を実現しているのだと聞きました。びっくり!
ボックスから1枚以上出現するスペシャルインサーカードも超豪華! 金紙を用いたメモラビリアカードは全11選手。各種でパッチ版、スーパーパッチ版があります。
その中でぜひとも抑えておきたいのは、MLBドラフトで1巡目指名を受けた逸材のカーター・スチュワート・ジュニア! 日本のプロ野球カードでは初となるレアカードで、そう遠くない未来に「あのとき、引き当てて良かった」と思える活躍を見せてくれるはずですよ!
そして種市篤暉のスーパーパッチカードも見逃せません。マリンフェスタ限定の青いユニフォームを使用しているので、ネーム部分が普段の表記と異なります。種市の場合は青森県三沢市出身ということで「MISAWA」だったのですが、そのうち「M」「S」「W」が用いられているようです。この激レアカードを引き当てられた方はラッキーですよ!
コンボ版、トリプル版、カルテット版という豪華仕様のメモラビリアカードもすごい! 同一球団の人気選手同士による組み合わせが主ではあるものの、新人王を争った村上宗隆&近本光司であったり、BIG4と呼ばれた吉田輝星&根尾昂&藤原恭大&小園海斗であったりと、2019年のプロ野球界を象徴するような組み合わせはファンとしてはたまりませんよね! カルテット版は各選手のユニフォームの色が同じにならないように設定されていて、見た目も抜群です!
例年大好評の直筆サインカードのデザインは、今年も眩い光を放つホロ加工。カッコよさ100点満点です! サインシールが貼られている白地の部分には視認性を高めるため、格子柄の模様があしらわれているのがポイントですね。開封に挑戦してみる価値が十分にあるカードだと思います。
……と、ここまで商品内容をご案内してまいりましたが、パッケージデザインも素晴らしいんです! 何より目を引かれたのが、えんじ色の地に金色であしらわれたコピー「若き俊英たちよ、光り輝け」。10月に発売されたルーキーエディションプレミアムもそうでしたが、キャッチコピーでさらに商品のインパクトが強まるという好例ですね。
「Glory」は注目の若手選手が多数収録され、出現するのは金色やホロ加工の美しいカードばかり。2019年を締めくくるのにふさわしいアイテムは既にメーカー完売が伝えられており、ショップでも驚きのスピードで売れています。再入荷が困難となることが予想されますので、気になられた方はぜひお早めにお買い求めください!
☆この1枚!☆
ハイグレードインサートカード MIYABI 西川龍馬
BBMベースボールカードプレミアム2020 Glory
ハイグレードインサートカード MIYABI 西川龍馬
過去のBBMカードで何度かチャレンジされてきた和紙カードの中でも、特に今回のMIYABIは最高レベルのクオリティではないでしょうか。後世に語り継ぐべき名カードだと思います!
BBMベースボールカードプレミアム2020 Glory
インサートカード MIYABI 山本由伸、種市篤暉
黒系のビジターユニフォームの写真が黒の背景に同化しているようで見えてしまい、やや地味に感じてしまいました。カードの出来が良かっただけに残念です。
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