幕内の優勝争いは前日までの2敗力士6人の中で照ノ富士が敗れて脱落。貴景勝、正代、若隆景、阿武咲、翔猿の5人がトップグループを形成している。
※写真上=平幕若隆景が琴勝峰を寄り倒しで降し、幕内で勝ち越し第1号を決めた
写真:月刊相撲
幕内勝ち越し第1号を決めたのが若隆景。新鋭の琴勝峰に対し、低く頭で当たり、すぐに叩かれたが、足もよく前に出て落ちない。頭をつけて右を差すと左からおっつける。相手に廻しを与えず、機を見て左上手を取ると休まず前に出て寄り倒した。
「引かれても我慢して、下から攻めたのがよかった。勝ち越しはうれしいけど、あと5日間あるので、集中を切らさずやります」と気持ちを引き締める。
相撲を見ていると小力が強いというか、相撲がうまい。東洋大4年のインカレ個人で準優勝し、三段目最下位格付け出しの権利を得たわけだが、それまでは目立つ存在ではなかった。体も小さく、兄2人を追ってプロに行くか悩んでいたほどだったが、本当に強くなった。
昨年の九州場所で新入幕を果たし初日から連勝も、4日目の相撲で右足首を痛めて途中休場。しかし、「新入幕で4連勝できたのが自信になった」と、今年になって連続勝ち越し。先場所で再入幕を果たすと、10勝を挙げて、地力アップをアピールした。
優勝の可能性もあるが、「それはまったく意識してないです。引かないで前に出る自分の相撲を取っていくだけです」と無欲で終盤戦に挑む。
文=山口亜土
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