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2021-04-28

【プロレス】狙いは人工関節のヒザ破壊…師匠・マサ斎藤の魂を胸にいざ武藤敬司のGHCヘビー級王座に挑戦! マサ北宮インタビュー

武藤敬司に監獄固めを決めるマサ北宮

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――武藤選手は師匠の佐々木健介さん、マサ斎藤さんと縁が深いです。

北宮 マサさんに関してはボクがこの世界に入った時には引退してた。佐々木さんも引退前の3年間、ご一緒しただけ。その2人がバリバリの頃に武藤敬司はやってるわけですからね。もう絶対に経験できない。うらやましいなって思いもありますけど、このタイトルマッチでそういう部分を何か見いだせたらいいなって。

――詳しくお願いします。

北宮 向こうはマサさんとリングで一緒の時間を過ごしてきたかもしれない。でも、こっちもこっちで違った形でマサ斎藤という偉大なレスラーと関わってきた時間もありますから。ゴー・フォー・ブローク(当たって砕けろ)の精神、監獄固め、サイトー・スープレックスがタイトルマッチでもカギになると思いますよ。

――打開策は浮かんでいますか?

北宮 誰がどう見ても、ウイークポイントは足ですよね。

――これまでNOAHではあまり攻められていません。

北宮 みんな勝者にはなりたいけど、加害者にはなりたくないんでしょうね(笑)。でも、リングに上がれば勝負の世界ですから。ステップアップのためにはこの上なく美味しい相手。もちろん、甘くはないともわかってますけど。

――これまで挑戦してきた王者とはまったくタイプが違います。

北宮 NOAHでコツコツ闘って、どれだけやられてもまた這い上がって…っていうのを繰り返しても、一発でベルトを取られた時点でとっくに出し抜かれてる。NOAHっていう屋号よりも武藤敬司っていう固有名詞の方が前にあるのも複雑ですよ。

――NOAHで10年闘ってきた意地をぶつけるしかないですね。

北宮 武藤敬司だっていろいろと渡り歩いてきて築き上げてきた。行くところ行くところで常にキャリアアップしてきたから経験もプライドもあると思います。たかだか10年間だけど、ずっとNOAHでどうにか踏ん張ってきたマサ北宮とはすごく対照的。この世界、10年やって一人前だし、シングルのベルトを巻いてこそっていうのはありますからね。

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