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2021-07-26

【陸上】「嫌な予感がする」10秒の幻の入部と高野コーチとの出会い【寺田明日香#連載12】

東京五輪女子100mH代表の寺田明日香(ジャパンクリエイト)

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陸上競技からの引退、結婚、出産、7人制ラグビーへの挑戦を経て、陸上界に復帰した女子100mハードルの寺田明日香選手。東京オリンピックでは日本女子短距離で57年ぶりのファイナルを目指しています。7月31日の女子100mハードル予選まで、陸上競技マガジンに掲載された寺田明日香選手の連載を毎日公開!

※このコラムは『陸上競技マガジン』2021年2月号に掲載されたものです。

急な方向転換も支えてくれたスタッフ

 2021年、明けましておめでとうございます!

 ニューイヤー&箱根駅伝の選手の皆さんに元気をいただきつつ、しっかりオフを過ごした寺田です。

 いよいよ、2020+1が始まりました。

 日本中の方々にとっても、多くの選手にとっても、もちろん私にとっても、さまざまな意味で勝負の1年になるように思います。

 一世一代の難しい勝負を目前にして、私の心の救いになっていることは、やはりいつも応援してくれる家族がいることと、私の文句を受け入れながら(聞き流しながら?)も、一緒に頑張ってくれている「チームあすか」のスタッフたちがいることです。

 皆さんも、サポートしてくれている方々の大切さを感じながら競技をしていることと思います。

「ラグビー選手から陸上選手に戻って、オリンピックに出たい」

 現在のチームあすかの挑戦は、そんな無謀な私の一言から始まりました。

 ラグビー選手時代からサポートしてくれていた数名のスタッフたちは、寺田明日香がラグビー選手としてやっていくために、どういうトレーニングをして、どういう栄養を取ったらよいかを考えてくれていたので、急な方向転換で申し訳ないと思いつつも、「やりたいことやったらいいんじゃないですか」と笑いながら言ってくれて、本当にありがたかったことを覚えています(ちょっと泣きそうになったのは秘密です)。

 トレーナーと栄養士はそのままサポートしてくれることになったものの、肝心の陸上のコーチがいなかったので、欠けているパズルのピースを探すべく、何人かの陸上のコーチの方々に相談をさせていただきました。

 そのうちの一人が、新谷仁美選手(積水化学)の復帰に関わっていたTWOLAPS TCの横田真人君でした。

陸上選手に戻って半年後、ラグビー時代からのスタッフと高野コーチに支えられ、6年ぶりに日本選手権へ
陸上選手に戻って半年後、ラグビー時代からのスタッフと高野コーチに支えられ、6年ぶりに日本選手権へ

文◎寺田明日香 写真◎田中慎一郎

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