相撲編集部
相撲編集部
2020-06-10
『相撲』6月号 6月11日(木)発売!
新型コロナ感染防止のため、予定されていた夏場所は戦後3回目の本場所中止となった。本来なら夏場所の熱戦をお届けするはずだった今号では、珍しい企画を満載。大相撲本場所の尊さ、朝乃山を支えるチーム高砂、...
2020-06-09
【私の“奇跡の一枚” 連載73】 老雄名寄岩の、時代を超えた『涙の敢斗賞』
平成29(2017)年九州場所、再入幕を果たしたベテラン安美錦の敢闘賞が大きな感動と反響を呼んだ。後輩日馬富士の暴行問題で、部屋や協会が大きく揺れるなか、リズムを崩すことなく頑張った。場所を通じて...
2020-06-05
【連載 名力士たちの『開眼』】 大関・貴ノ花利彰編 カミさんのために、そしてこの子らのためにも――[その3]
ある寿司屋で知り合った二人が熱い恋に落ちるのに、たいして時間はかからなかった。いつも周囲と戦っている貴ノ花にとっては、この憲子さんと会っているときだけが、ホッとくつろぎ、人間らしい心を取り戻せる時間...
2020-06-02
【私の“奇跡の一枚” 連載72】 双葉山と肝胆相照らした 我が祖父・今池昇松
一年納めの九州場所が終わり、もうすぐ双葉山の命日がやって来る。今年(平成29年)は五十回忌の節目。昭和43(1968)年12月16日、双葉山は劇症肝炎のため56歳の若さで亡くなった。実はそれに先立つ...
2020-05-29
【連載 名力士たちの『開眼』】 大関・貴ノ花利彰編 カミさんのために、そしてこの子らのためにも――[その2]
昭和42(1967)年夏の札幌巡業のとき、当時17歳だった貴ノ花は、おもしろ半分にこっそりタバコを吸っているところを、兄弟子の二子岳に見つかったことがある。 ※写真上=昭和43年春場所新十両、同年九...
2020-05-26
【私の“奇跡の一枚” 連載71】 気分転換で結った三つ折りマゲで 絶不調から奇跡のV字回復!?
我が九重部屋には、かつて床修という名人床山がいた。もともと高砂部屋所属だったが、私の師匠、元横綱千代の山の九重親方が出羽海部屋から独立したのを機に、移籍して来てくれたのだ。 写真上=なにげないスナッ...
2020-05-22
【連載 名力士たちの『開眼』】 大関・貴ノ花利彰編 カミさんのために、そしてこの子らのためにも――[その1]
振り返ってみると、いつでも、誰かと目を剥き、戦ってきたような気がする。 ※写真上=「土俵の鬼」横綱初代若乃花の弟として、入門以来注目され続けた「土俵のプリンス」写真:月刊相撲 果たしてオレは、この大...
2020-05-19
【私の“奇跡の一枚” 連載70】 師匠・柏戸からのご褒美は 生涯最高の『勝利の美酒』
私は平成29(2017)年9月、満65歳の停年という一つの区切りを迎えた。昭和45(1970)年の入門から足掛け47年に及ぶ長い相撲人生である。これまでを振り返って、何が幸せだったかというと、あの柏...
2020-05-18
『稽古場物語』発刊記念対談佐々木一郎(著者・日刊スポーツ新聞社)× 能町みね子(文筆業)
月刊『相撲』夏場所展望号(2020年5月1日発売)に掲載中の『稽古場物語』発刊記念対談のノーカット版をお届けします。著者の佐々木一郎さんと、相撲ファン歴28年で近刊の著書『結婚の奴』が話題の能町み...
2020-05-15
【連載 名力士たちの『開眼』】 大関・大麒麟将能編 相撲は理屈じゃないんだ――不完全燃焼の残り火[その5]
大関の座をつかんだとき、すでに大麒麟は28歳。もう一つ上の横綱昇進をにらむと、“大関取り”に計算外の時間を費やしてしまっていた。現役としての残り時間はもうわずか。このことが、また大麒麟を焦らせた。 ...
2020-05-12
【私の“奇跡の一枚” 連載69】 大双葉降臨! 稽古場で木綿の廻しをつけた理事長
大相撲の伝統を受け継ぐ各部屋には、それぞれに熱心なファンがいて、実に様々な形で声援を送ってくださる。いわゆるタニマチ的な意味でだけでなく、ご自分の趣味や得意を生かしてやってくださることが、修業時代の...