相撲編集部
相撲編集部
2020-02-11
【私の“奇跡の一枚” 連載55】 未完に終わった怪物 “クッシ―”久島海関の真実
私は元出羽海部屋の力士で、23年間のチョンマゲ生活を経て、平成26(2014)年1月場所を限りに引退、現在東京の浅草ビューホテルのすぐそばでカラオケ店「あきんど」を営ませていただいている。 ※写真上...
2020-02-07
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・魁輝薫秀編 凡才でも努力と工夫で天才に勝てる[その1]
――おもしれえ。とうとうご対面か。怪童だとか、天才だとか、みんな言ってるけど、どのくらい強えのか、一丁、試してやろうじゃねえか。 ※写真上=腰の重さを生かし、右四つからの寄りを得意とした魁輝写真:月...
2020-02-04
【私の“奇跡の一枚” 連載54】 昭和唯一?!の奇手 名人・栃錦の襷反り(たすきぞり)
反り手の中で、この襷反りと掛け反りが最もよく使用される手であって、襷反りは掛け反りよりも腰がよい者でなくては使えないのに反して、掛け反りそれほど腰がよくなくても使える。襷反りがプロの技とすれば、掛け...
2020-01-31
【連載 名力士たちの『開眼』】 小結・大潮憲司編 “忍の一字”――幕内エレベーター13回の勲章[その4]
十両と幕下では待遇に大きな段差があり、たとえ幕内経験者でも幕下に落ちると、関取の特権はすべてはく奪される。 ※写真上=足のケガで幕下落ちしたがその後幕内に復活、40歳まで土俵に上がり続けた写真:月刊...
2020-01-28
『相撲』2月号 1月30日(木)発売!
両横綱が休場、上位陣も崩れた初場所で、優勝を飾ったのは幕尻の德勝龍。2日目に魁聖に敗れた以外は14個の白星を重ね、貴闘力以来20年ぶりの幕尻優勝を果たしました。本誌では、全15日間の熱戦グラフ+支...
2020-01-28
【私の“奇跡の一枚” 連載53】 特別挿入編 戦後復興の心意気 浜町仮設国技館
小社はこの4月(平成28年)をもって、社屋を千代田区三崎町から中央区日本橋浜町、つまり隅田川の西側、いわゆる浜町に居を移した。のんびりと川上に向かって川っぷちを歩きながら両国橋を渡ればすぐ国技館であ...
2020-01-26
相撲編集部が選ぶ初場所千秋楽の一番 德勝龍(寄り切り)貴景勝
1敗の德勝龍と2敗の正代の平幕2人に絞られた優勝争い。先に土俵に上がった正代が負ければ、德勝龍の優勝が決まるが、正代は気合の入った相撲で御嶽海を押し出し、望みをつないだ。 ※写真上=勝てば優勝が決ま...
2020-01-25
相撲編集部が選ぶ初場所14日目の一番 德勝龍(突き落とし)正代
この日は令和になって初めての天覧相撲。幕内後半戦から天皇皇后両陛下と愛子さまがご観戦になられたが、前半戦に正代-德勝龍の1敗対決が組まれた。相撲好きの愛子さまは、この相撲をご覧になりたかったのではな...
2020-01-24
相撲編集部が選ぶ初場所13日目の一番 德勝龍(突き落とし)豊山
幕下以下各段の優勝が決まる13日目。序二段以外の優勝力士が決まり、十両も照ノ富士が独走で2回目の優勝。あとは全勝できるかが焦点だ。序二段は元幕内の宇良が全勝で千秋楽の優勝決定戦に臨む。 ※写真上=正...
2020-01-24
【連載 名力士たちの『開眼』】 小結・大潮憲司編 “忍の一字”――幕内エレベーター13回の勲章[その3]
人間が一生のうちに出会う「得」と「損」は、一体どっちが多いのだろうか。11回目の入幕を果たしたばかりの昭和54(1979)年春場所、大潮は思わず天を恨みたくなるような不運のどん底に突き落とされた。 ...
2020-01-23
相撲編集部が選ぶ初場所12日目の一番 朝乃山(寄り切り)豪栄道
十両の優勝争いは全勝の照ノ富士が2敗で追いかける大翔鵬を寄り切ってマジック1。優勝は間違いないだろう。幕内は1敗の德勝龍と正代が攻められながらも逆転勝利。2敗も貴景勝1人となり、この3人に絞られたよ...