相撲編集部
相撲編集部
2020-02-21
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・魁輝薫秀編 凡才でも努力と工夫で天才に勝てる[その3]
初顔合わせでギャフンといわされて以来、魁輝の脳裏にはいつも北の湖が息づいていたと言っていい。 ※写真上=小部屋育ちながら敢闘賞を受賞したことで、自信を付けていた幕内時代写真:月刊相撲 果たしてオレは...
2020-02-18
【私の“奇跡の一枚” 連載56】 『還暦土俵入り』に見た “ウルフ”の凄味と人間味
私の中学・高校時代、『小さな大横綱』千代の富士の強さは最高だった。取り口は豪快そのもの、痛快で技の切れも抜群、その取組を見るたびにため息が出た。だから、ちょっと天邪鬼な私がテレビ観戦でいつも応援した...
2020-02-14
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・魁輝薫秀編 凡才でも努力と工夫で天才に勝てる[その2]
魁輝が入門したとき、友綱部屋には全部で14人の力士がいた。けっして大人数ではないが、そんなに小部屋でもない。しかし、師匠(元小結巴潟)が晩年だったこともあって、そこから1人抜け、2人抜けして、魁輝が...
2020-02-11
【私の“奇跡の一枚” 連載55】 未完に終わった怪物 “クッシ―”久島海関の真実
私は元出羽海部屋の力士で、23年間のチョンマゲ生活を経て、平成26(2014)年1月場所を限りに引退、現在東京の浅草ビューホテルのすぐそばでカラオケ店「あきんど」を営ませていただいている。 ※写真上...
2020-02-07
【連載 名力士たちの『開眼』】 関脇・魁輝薫秀編 凡才でも努力と工夫で天才に勝てる[その1]
――おもしれえ。とうとうご対面か。怪童だとか、天才だとか、みんな言ってるけど、どのくらい強えのか、一丁、試してやろうじゃねえか。 ※写真上=腰の重さを生かし、右四つからの寄りを得意とした魁輝写真:月...
2020-02-04
【私の“奇跡の一枚” 連載54】 昭和唯一?!の奇手 名人・栃錦の襷反り(たすきぞり)
反り手の中で、この襷反りと掛け反りが最もよく使用される手であって、襷反りは掛け反りよりも腰がよい者でなくては使えないのに反して、掛け反りそれほど腰がよくなくても使える。襷反りがプロの技とすれば、掛け...
2020-01-31
【連載 名力士たちの『開眼』】 小結・大潮憲司編 “忍の一字”――幕内エレベーター13回の勲章[その4]
十両と幕下では待遇に大きな段差があり、たとえ幕内経験者でも幕下に落ちると、関取の特権はすべてはく奪される。 ※写真上=足のケガで幕下落ちしたがその後幕内に復活、40歳まで土俵に上がり続けた写真:月刊...
2020-01-28
『相撲』2月号 1月30日(木)発売!
両横綱が休場、上位陣も崩れた初場所で、優勝を飾ったのは幕尻の德勝龍。2日目に魁聖に敗れた以外は14個の白星を重ね、貴闘力以来20年ぶりの幕尻優勝を果たしました。本誌では、全15日間の熱戦グラフ+支...
2020-01-28
【私の“奇跡の一枚” 連載53】 特別挿入編 戦後復興の心意気 浜町仮設国技館
小社はこの4月(平成28年)をもって、社屋を千代田区三崎町から中央区日本橋浜町、つまり隅田川の西側、いわゆる浜町に居を移した。のんびりと川上に向かって川っぷちを歩きながら両国橋を渡ればすぐ国技館であ...
2020-01-26
相撲編集部が選ぶ初場所千秋楽の一番 德勝龍(寄り切り)貴景勝
1敗の德勝龍と2敗の正代の平幕2人に絞られた優勝争い。先に土俵に上がった正代が負ければ、德勝龍の優勝が決まるが、正代は気合の入った相撲で御嶽海を押し出し、望みをつないだ。 ※写真上=勝てば優勝が決ま...
2020-01-25
相撲編集部が選ぶ初場所14日目の一番 德勝龍(突き落とし)正代
この日は令和になって初めての天覧相撲。幕内後半戦から天皇皇后両陛下と愛子さまがご観戦になられたが、前半戦に正代-德勝龍の1敗対決が組まれた。相撲好きの愛子さまは、この相撲をご覧になりたかったのではな...